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総ー3個別事項について(その4)移植医療 (18 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65351.html |
| 出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第623回 10/29)《厚生労働省》 |
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認定ドナーコーディネーターの配置による利点
○
○
臓
器
提
供
施
設
臓器提供においては、多大な人的資源の投入だけでなく、院外の他職種との連携も必要となる。
「認定ドナーコーディネーター」を院内に配置することにより、臓器提供の過程において、あっせ
ん機関のコーディネーターの到着を待つ時間が短縮されることで、終末期における患者等の意思に基
づく臓器提供の機会を確保できる可能性がある。
現在
今後
急性期重症患者の受け入れ
急性期重症患者の受け入れ
家族に「脳死とされうる状態」で
あると説明
家族に「脳死とされうる状態」であ
ると説明
家族に「臓器提供に関する説明の
希望の有無」を確認
JOTコーディネーターに家族
への説明を依頼
JOTコーディネーターが臓器提供
適応を評価
あ
っ
せ
ん
機
関
JOT/都道府県臓器移植コーディ
ネーターが臓器提供施設にて家
族に臓器提供の説明を実施し、希
望者に承諾書を作成
レシピエント
候補者の選定
移
植
実
施
施
設
法的脳死判定
の実施
これまでは院外の
あっせん機関コー
ディネーターの到
着を待つ必要が
あった
院内で認定ドナー
コーディネーターが
対応することによ
り約1-2日の短縮
家族に「臓器提供に関する説明の
希望の有無」を確認
認定ドナーコーディネーターが
臓器提供適応を評価
認定ドナーコーディネーターが
家族に臓器提供の説明を実施し、
希望者に承諾書を作成
急変により断念
18例
レシピエント
候補者の選定
法的脳死判定
の実施
臓器摘出
(参考)令和6年度
脳死下臓器提供数
臓器摘出
臓器移植
139例
臓器移植
質の高い認定ドナーコーディネーターが
・ 臓器提供適応の評価
・ 家族への説明・同意取得
・ 臓器提供手続関係書類の作成
を行うことで、約1-2日の短縮が可能。
主診療チーム
全脳機能不全を確実に診断できること
主診療チーム
患者の権利である臓器提供に関する意思確認を
対象者全例に実施していること
認定ドナーCo
臓器提供・移植に関する十分な知識を有した者が
院内に配置されており遅滞なく説明を行えること
脳死判定医
検査技師
法的脳死判定・臓器提供プロセスを問題なく遂行
できる能力を施設として有していること
これらの体制が整備された医療機関は、専門的な終末期ケアを
広く提供可能かつ、臓器提供プロセスを遅滞なく進めることが可能
認定ドナーコーディネーターの業務
1) 専門的な知識を必要とする臓器提供に関する家族の意思決定支援
2) 臓器提供に関する説明と承諾取得
3) 法的脳死判定の補助
4) 臓器摘出術管理や臓器搬送の補助
5) 遺族ケア
令和7年10月8日に「臓器の移植に関する法律」の運用に関する指針
(ガイドライン)が改正され、認定ドナーコーディネーターは、臓器提供
に関する説明・同意取得等の行為を実施可能となった。
・ 希望する患者の臓器提供機会の確保
・ 終末期における患者等負担の軽減
・ より良い臓器状態での提供
に繋がる。
出典:健康・生活衛生局難病対策課移植医療対策推進室より提供
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臓
器
提
供
施
設
臓器提供においては、多大な人的資源の投入だけでなく、院外の他職種との連携も必要となる。
「認定ドナーコーディネーター」を院内に配置することにより、臓器提供の過程において、あっせ
ん機関のコーディネーターの到着を待つ時間が短縮されることで、終末期における患者等の意思に基
づく臓器提供の機会を確保できる可能性がある。
現在
今後
急性期重症患者の受け入れ
急性期重症患者の受け入れ
家族に「脳死とされうる状態」で
あると説明
家族に「脳死とされうる状態」であ
ると説明
家族に「臓器提供に関する説明の
希望の有無」を確認
JOTコーディネーターに家族
への説明を依頼
JOTコーディネーターが臓器提供
適応を評価
あ
っ
せ
ん
機
関
JOT/都道府県臓器移植コーディ
ネーターが臓器提供施設にて家
族に臓器提供の説明を実施し、希
望者に承諾書を作成
レシピエント
候補者の選定
移
植
実
施
施
設
法的脳死判定
の実施
これまでは院外の
あっせん機関コー
ディネーターの到
着を待つ必要が
あった
院内で認定ドナー
コーディネーターが
対応することによ
り約1-2日の短縮
家族に「臓器提供に関する説明の
希望の有無」を確認
認定ドナーコーディネーターが
臓器提供適応を評価
認定ドナーコーディネーターが
家族に臓器提供の説明を実施し、
希望者に承諾書を作成
急変により断念
18例
レシピエント
候補者の選定
法的脳死判定
の実施
臓器摘出
(参考)令和6年度
脳死下臓器提供数
臓器摘出
臓器移植
139例
臓器移植
質の高い認定ドナーコーディネーターが
・ 臓器提供適応の評価
・ 家族への説明・同意取得
・ 臓器提供手続関係書類の作成
を行うことで、約1-2日の短縮が可能。
主診療チーム
全脳機能不全を確実に診断できること
主診療チーム
患者の権利である臓器提供に関する意思確認を
対象者全例に実施していること
認定ドナーCo
臓器提供・移植に関する十分な知識を有した者が
院内に配置されており遅滞なく説明を行えること
脳死判定医
検査技師
法的脳死判定・臓器提供プロセスを問題なく遂行
できる能力を施設として有していること
これらの体制が整備された医療機関は、専門的な終末期ケアを
広く提供可能かつ、臓器提供プロセスを遅滞なく進めることが可能
認定ドナーコーディネーターの業務
1) 専門的な知識を必要とする臓器提供に関する家族の意思決定支援
2) 臓器提供に関する説明と承諾取得
3) 法的脳死判定の補助
4) 臓器摘出術管理や臓器搬送の補助
5) 遺族ケア
令和7年10月8日に「臓器の移植に関する法律」の運用に関する指針
(ガイドライン)が改正され、認定ドナーコーディネーターは、臓器提供
に関する説明・同意取得等の行為を実施可能となった。
・ 希望する患者の臓器提供機会の確保
・ 終末期における患者等負担の軽減
・ より良い臓器状態での提供
に繋がる。
出典:健康・生活衛生局難病対策課移植医療対策推進室より提供
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