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【資料1】高額療養費制度について (14 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65037.html |
| 出典情報 | 社会保障審議会 医療保険部会 高額療養費制度の在り方に関する専門委員会(第5回 10/22)《厚生労働省》 |
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本日ご議論いただきたい事項(案)
高額療養費制度については、医療保険制度改革全体の中で議論していくことが必要という点に共通認識が得られているが、高
額療養費制度の在り方に関する専門委員会や医療保険部会のこれまでの議論を踏まえると、制度の在り方の検討に当たっては、
以下の論点を中心に更に議論を深めていく必要があるのではないか。
【高齢化の進展や医療の高度化等により増大する医療費への対応】
○ 現行制度においても、患者によっては医療費負担が極めて厳しい状況にあるという意見があった一方で、高齢化の進展や医
療の高度化等により医療費が増大する中において、制度を将来にわたって維持し、かつ、現役世代の保険料負担への配慮の必
要性なども踏まえると、自己負担限度額について一定の見直しは必要ではないかという意見もあった。また、制度を見直す際
は、仮のモデルを設定した負担のイメージやデータを踏まえる必要があるといった意見もあった。
○ これらを踏まえ、高齢化の進展や医療の高度化等により今後とも増大が見込まれる医療費への対応として、高額療養費の負
担の在り方をどのように考えるか。
【年齢にかかわらない負担能力に応じた負担】
○ 年齢にかかわらない負担能力に応じた負担という全世代型社会保障の考え方に基づき、 70歳以上の高齢者のみに設けられて
いる外来特例の在り方について意見があった。この点を踏まえ、外来特例の在り方についてどのように考えるか。
○ また、負担能力に応じた負担を求める観点から、現行制度において大括りとなっている所得区分の在り方に関する意見が
あった。一方で、現在でも、一定の所得を有する方は応分の保険料を負担している中において、給付面の応能負担をこれ以上
強めることは制度への納得性を損なうこととなるといった意見もあった。この点を踏まえ、所得区分の在り方についてどのよ
うに考えるか。
【セーフティネット機能としての高額療養費制度の在り方】
○ 高額療養費制度はセーフティネット機能として患者にとってなくてはならない制度であり、今後もこの制度を堅持していく
必要性については認識が一致している。その上で、制度を将来にわたり維持していく観点から、仮に自己負担限度額の見直し
を行っていく場合であっても、特に、現行制度においても医療費負担が重くなっていると考えられる長期にわたって継続して
治療を受けられる方や所得が低い方の負担が過重なものとならないよう配慮すべき、といった意見も多かった。
○ 医療費が増大する中で、仮に自己負担限度額の見直しを行っていく場合であっても、患者の経済的負担に配慮したセーフ
ティネット機能の在り方として、どのように考えるか。
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高額療養費制度については、医療保険制度改革全体の中で議論していくことが必要という点に共通認識が得られているが、高
額療養費制度の在り方に関する専門委員会や医療保険部会のこれまでの議論を踏まえると、制度の在り方の検討に当たっては、
以下の論点を中心に更に議論を深めていく必要があるのではないか。
【高齢化の進展や医療の高度化等により増大する医療費への対応】
○ 現行制度においても、患者によっては医療費負担が極めて厳しい状況にあるという意見があった一方で、高齢化の進展や医
療の高度化等により医療費が増大する中において、制度を将来にわたって維持し、かつ、現役世代の保険料負担への配慮の必
要性なども踏まえると、自己負担限度額について一定の見直しは必要ではないかという意見もあった。また、制度を見直す際
は、仮のモデルを設定した負担のイメージやデータを踏まえる必要があるといった意見もあった。
○ これらを踏まえ、高齢化の進展や医療の高度化等により今後とも増大が見込まれる医療費への対応として、高額療養費の負
担の在り方をどのように考えるか。
【年齢にかかわらない負担能力に応じた負担】
○ 年齢にかかわらない負担能力に応じた負担という全世代型社会保障の考え方に基づき、 70歳以上の高齢者のみに設けられて
いる外来特例の在り方について意見があった。この点を踏まえ、外来特例の在り方についてどのように考えるか。
○ また、負担能力に応じた負担を求める観点から、現行制度において大括りとなっている所得区分の在り方に関する意見が
あった。一方で、現在でも、一定の所得を有する方は応分の保険料を負担している中において、給付面の応能負担をこれ以上
強めることは制度への納得性を損なうこととなるといった意見もあった。この点を踏まえ、所得区分の在り方についてどのよ
うに考えるか。
【セーフティネット機能としての高額療養費制度の在り方】
○ 高額療養費制度はセーフティネット機能として患者にとってなくてはならない制度であり、今後もこの制度を堅持していく
必要性については認識が一致している。その上で、制度を将来にわたり維持していく観点から、仮に自己負担限度額の見直し
を行っていく場合であっても、特に、現行制度においても医療費負担が重くなっていると考えられる長期にわたって継続して
治療を受けられる方や所得が低い方の負担が過重なものとならないよう配慮すべき、といった意見も多かった。
○ 医療費が増大する中で、仮に自己負担限度額の見直しを行っていく場合であっても、患者の経済的負担に配慮したセーフ
ティネット機能の在り方として、どのように考えるか。
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