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資料1 第3期がん対策推進基本計画中間評価報告書案 (31 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25437.html
出典情報 がん対策推進協議会(第79回 4/28)《厚生労働省》
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そ半数に設置されており、1拠点病院あたりのキャンサーボード24開催数は、年間約
200 回と総合的ながん診療の推進が進んできており、評価できる。主治医以外にも相
談しやすいスタッフがいた患者の割合は、成人で 48.8%、小児で 78.0%と小児で高く
なっており、成人に対しても更なる取組が求められる。

2051

専門チームを整備し、がん患者に関してコン
サルテーションを行っている拠点病院の割合

2019 年度
100%

2018 年度
100%

2052

緩和ケアチームを設置している
一般病院の割合25

2017 年度
14.8%

2014 年度
13.3%

2053

拠点病院以外の病院で緩和ケアチームの新

2018 年度

規介入患者数が、年間 50 件以上の病院数

215 病院

2054

がん診療を統括する診療部(腫瘍センター
等)が設置されている拠点病院の割合

205526

主治医以外にも
相談しやすいスタッフがいた患者の割合

2056 1拠点病院あたりのキャンサーボード開催数

2019 年度
51.4%

2018 年度
47.8%

2018 年度 成人:48.8%
2019 年度 小児:78.0%
2018 年度
192.5 回

2017 年度
206.6 回

(がん対策推進協議会としてさらに推進が必要と考える事項)
がん診療連携拠点病院等では、チーム医療の体制整備が進められているが、拠
点病院等以外の医療機関における取組の充実や、医療機関同士の連携が求められ
る。特に拠点病院等以外の医療機関に対しては、人員や体制の確保など課題も多く、
「がん診療提供体制のあり方に関する検討会」や「がんの緩和ケアに係る部会」等で
の議論を踏まえ、引き続き、拠点病院等における取組との連携も含め、どのような取
組を進めていくべきか検討が必要である。

(4)がんのリハビリテーション
(個別目標)
国は、がんのリハビリテーションに携わる有識者の意見を聴きながら、拠点病院等
24

手術、放射線診断、放射線治療、薬物療法、病理診断及び緩和ケアに携わる専門的な知識及
び技能を有する医師その他の専門を異にする医師等によるがん患者の症状、状態及び治療方針
等を意見交換・共有・検討・確認等するためのカンファレンスをいう。
25
一般病院とは精神科病院以外の病院をさす。
26
項目番号 2055 の患者体験調査の対象となる患者は 19 歳以上、小児患者体験調査の対象と
なる患者は 18 歳以下で回答者はその家族等。
31