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資料1 第3期がん対策推進基本計画中間評価報告書案 (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25437.html
出典情報 がん対策推進協議会(第79回 4/28)《厚生労働省》
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整罹患率の推移を注視し、それを踏まえて適切な対応を行っていく必要がある。
(2)がんの早期発見、がん検診(2次予防)
(個別目標)
国は、男女とも対策型検診で行われている全てのがん種において、がん検診の受
診率の目標値を50%とする。
国は、精密検査受診率の目標値を 90%とする。
国は、「職域におけるがん検診に関するガイドライン(仮称)」を1年以内に策定し、
職域での普及を図る。
①受診率向上対策について
(進捗状況及び指標測定結果)
がん検診の受診率向上に向けて、これまでに、対象者一人一人への受診勧奨・受
診再勧奨や、子宮頸がん検診・乳がん検診の受診クーポン券の配布等に取り組んで
きた。2019 年4月には、「ナッジ理論12」に基づいた好事例等を紹介した「受診率向上
施策ハンドブック(第2版)」を公表し、受診率向上に向けた取組を行っている。
がん検診の受診率は、いずれの検診においても増加傾向であったものの、ほとん
どの領域で目標の 50%は達成していない。また、比較できるデータがないため正確
な評価は困難であるが、新型コロナウイルス感染症の影響により、検診の受診者が
1~2割程度減少しているとの報告もあり、新型コロナウイルス感染症が目標達成に
向けて後退する要素となっていることも踏まえ、更なる受診率向上の取組が必要であ
る。
個別受診勧奨(コール)・個別受診再勧奨(リコール)の推進にも取り組んでおり、
個別の受診勧奨は約8割、再勧奨については約5割の自治体で実施され、いずれの
実施割合も増加傾向であった。

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対象者に選択の余地を残しながらも、より良い方向に誘導する手法。
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