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資料1 第3期がん対策推進基本計画中間評価報告書案 (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25437.html
出典情報 がん対策推進協議会(第79回 4/28)《厚生労働省》
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がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針に基づくがん検診を実施
している市区町村の割合は、胃がんが特に低いが、これは指針に基づく対象年齢・
受診間隔を 2016 年度に変更したところ、当分の間は従前の取り扱いでも差し支えな
いとしているためであり、評価が困難である。また、乳がん検診の 40 歳未満での実
施、乳がん検診や子宮頸がん検診の逐年実施を行っている市町村が多いと考えられ
る。
指針に基づかないがん検診の実施率は、85.4%と高い状況が続いている。これら
の検診のうち、最も多いものは、前立腺がん検診(PSA 検査)となっており、その他、
子宮体がん検診や肝臓がんの検診(エコー)などである。
がん検診の「事業評価のためチェックリスト」等により実施状況を把握することとし
ており、自治体において、チェックリストの全項目のうち、60~80%の項目を実施する
など、実施率は向上している。
職域におけるがん検診については、「職域におけるがん検診に関するワーキング
グループ」の報告書として、「職域におけるがん検診に関するマニュアル」を 2018 年3
月に公表し、科学的根拠に基づくがん検診の普及啓発に取り組んでいるところであ
り、取組について評価できる。
2016 年度 2015 年度

精密検査受診率
精検機関より精検結果の報告があっ
1032 たもの。もしくは、受診者が詳細(精
検日・受診機関・精検法・精検結果
の 4 つ全て)を申告したもの。

参6

14

胃がん(X線)

80.7%

81.7%

胃がん(内視鏡)14

83.6%



肺がん

83.0%

83.5%

大腸がん

70.6%

70.1%

子宮頸がん

75.4%

74.4%

乳がん

87.8%

92.9%

11.5%

7.4%

13.6%



10.6%

10.0%

16.6%

17.2%

17.6%

18.3%

8.9%

9.1%

胃がん(X線)
精密検査未把握率
胃がん(内視鏡)
精検受診の有無がわからないもの。
肺がん
および(精検受診したとしても)精検
結果が正確にわからないもの全て
大腸がん
(すなわち、上記の精検受診、未受
子宮頸がん
診以外のもの全て)。
乳がん

胃がん(内視鏡)は、2016 年から指針に導入。
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