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総-3医療機器及び臨床検査の保険適用について[1.6MB] (9 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60772.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第614回 8/6)《厚生労働省》 |
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製品概要
1 販売名
サーフローMidela
2 希望企業 テルモ株式会社
3 使用目的
本品は、肘窩を含む上腕の末梢血管から経皮的にアクセスし上腕の静脈
へ挿入留置し、輸液又は血液の採取等を行うものである。
出典:企業提出資料
製品特徴
・ カテーテルと金属製の内針を組み合わせた構造を有し、ガイドワイヤ
なしでエコーガイド下に上腕の静脈から挿入し、腋窩付近にカテーテ
ル先端が位置するよう留置されるミッドラインカテーテル(以下、「MC」
という。)である。
・ シングルルーメンのカテーテルで、止血弁を有しており、造影剤の高
圧注入が可能である。投与可能な薬剤は、末梢静脈用の薬剤のみで
ある。
・ 末梢静脈用の薬剤を投与するための静脈路確保のみを目的として
挿入されていた中心静脈カテーテル(以下、「CVC」という。)及び末梢
留置型中心静脈カテーテル(以下、「PICC」という。)の代替となる。
4 構造・原理
臨床上の有用性・安全性
・ 米国での病院データを使用した2つの研究において、MCはCVC,
PICCと比較してカテーテル由来血流感染リスクが低いことが示された。
・ 血管への負荷が高い刺激性薬剤を投与した患者において本品と静
脈留置針を比較した東京大学医学部附属病院の研究では、Catheter
failure (カテーテル留置後の7日間までに留置部周辺の発赤、腫脹、疼
痛、硬結、閉塞などの症状・徴候によりカテーテル留置の継続が困難
となり、予定外のカテーテル抜去に至ること)、血栓及び皮下浮腫の発
生割合は、静脈留置針(前腕)と比較して本品(上腕)の方が有意に低
かった。
CF
本品
上腕留置
(n=22)
0例(0%)
静脈留置針
前腕留置
(n=25)
8例(32%)
p値
0.007
9
1 販売名
サーフローMidela
2 希望企業 テルモ株式会社
3 使用目的
本品は、肘窩を含む上腕の末梢血管から経皮的にアクセスし上腕の静脈
へ挿入留置し、輸液又は血液の採取等を行うものである。
出典:企業提出資料
製品特徴
・ カテーテルと金属製の内針を組み合わせた構造を有し、ガイドワイヤ
なしでエコーガイド下に上腕の静脈から挿入し、腋窩付近にカテーテ
ル先端が位置するよう留置されるミッドラインカテーテル(以下、「MC」
という。)である。
・ シングルルーメンのカテーテルで、止血弁を有しており、造影剤の高
圧注入が可能である。投与可能な薬剤は、末梢静脈用の薬剤のみで
ある。
・ 末梢静脈用の薬剤を投与するための静脈路確保のみを目的として
挿入されていた中心静脈カテーテル(以下、「CVC」という。)及び末梢
留置型中心静脈カテーテル(以下、「PICC」という。)の代替となる。
4 構造・原理
臨床上の有用性・安全性
・ 米国での病院データを使用した2つの研究において、MCはCVC,
PICCと比較してカテーテル由来血流感染リスクが低いことが示された。
・ 血管への負荷が高い刺激性薬剤を投与した患者において本品と静
脈留置針を比較した東京大学医学部附属病院の研究では、Catheter
failure (カテーテル留置後の7日間までに留置部周辺の発赤、腫脹、疼
痛、硬結、閉塞などの症状・徴候によりカテーテル留置の継続が困難
となり、予定外のカテーテル抜去に至ること)、血栓及び皮下浮腫の発
生割合は、静脈留置針(前腕)と比較して本品(上腕)の方が有意に低
かった。
CF
本品
上腕留置
(n=22)
0例(0%)
静脈留置針
前腕留置
(n=25)
8例(32%)
p値
0.007
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