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総-3医療機器及び臨床検査の保険適用について[1.6MB] (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60772.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第614回 8/6)《厚生労働省》
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製品概要
1 販売名

Conamon PVP キット

2 希望企業

テクノロジー&リサーチジャパン株式会社

3 使用目的

本品は1から3椎体の有痛性の第5胸椎(T5)~第5腰椎(L5)骨折に対
する経皮的椎体形成術(以下、「PVP」という。)に用いて疼痛の軽減を図る
ことを目的とする。
具体的な適応疾患は以下のとおり。
・ 既存療法に奏効しない転移性骨腫瘍や骨髄腫などの悪性脊椎腫瘍によ
る椎体骨折
・ 十分な保存加療を行ったものの疼痛の低減効果が認められない骨粗鬆
症による椎体骨折
製品特徴

出典:企業提出資料

・ 本品は骨セメント(粉末ポリマー20g、液体モノマー9.4g)、セメント混合
器、注入器、針から成る医療機器である。
・ 本品を用いたPVPは、バルーンカテーテルによる骨セメントの注入空
間の確保は不要であり、局所麻酔で行うことが可能である。
・ 骨粗鬆症性椎体骨折に対する経皮的後弯矯正術(以下、「BKP」とい
う。)との使い分けについては、日本IVR学会、日本脊髄外科学会、日
本脊椎脊髄病学会の3学会合同で、「骨粗鬆症性椎体骨折に対する経
皮的椎体形成術(PVP)の適正使用指針」 が作成された。

4 構造・原理

臨床上の有用性・安全性
・ Xingらのメタアナリシス(2020年)において、有効性の評価項目のう
ち、疼痛軽減とADL回復については、BKPとPVPで同等であること
が示された。
・ Dohmらの無作為ランダム化比較対照試験(2014年)では、PVPと
BKPの2群間で肺塞栓症や神経学的症状の発生率に差は認めら
れなかった。

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