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総-3医療機器及び臨床検査の保険適用について[1.6MB] (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60772.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第614回 8/6)《厚生労働省》
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1 販売名

製品概要
エクルーシス試薬 β-アミロイド1-42
エクルーシス試薬 リン酸化タウ181

2 希望企業

ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社

3 使用目的

脳脊髄液中のβ-アミロイド1-42の測定及び脳脊髄液中の181位リン酸
化タウ蛋白の測定(脳内アミロイドβの蓄積状態把握の補助)。
製品特徴

出典:企業提出資料

・ 本品は、電気化学発光免疫測定法(ECLIA法)により、脳脊髄液中
のβ-アミロイド1-42(以下、「Aβ42」という。)及び181位リン酸
化タウ蛋白(以下、「pTau」という。)を測定する体外診断用医薬品で
あり、測定値によりpTau/Aβ42比を算出することで、脳内アミロイド
βの蓄積状態把握の補助とする。
・ 厚生労働省が定める最適使用推進ガイドラインに基づき、アルツハ
イマー病による軽度認知障害及び軽度の認知症の進行抑制が期待
できる医薬品(以下「同剤」という。)の投与開始又は中止後の再開
の判定目的に使用される。
臨床上の有用性

4 構造・原理

・ 同剤の投与開始又は中止後の再開にあたっては、投与対象となる
患者に対しアミロイドPET又は脳脊髄液検査を実施しアミロイドβ病
理を示唆する所見を確認する必要があるところ、本品は、脳脊髄液
中のpTau/Aβ42比を測定することにより、アミロイドβ病理を示唆す
る所見を確認することが可能である。

・ 本品による「アミロイドβ病理を示唆する所見」の判定結果とアミロイ
ドPET検査結果との一致率を評価する臨床性能試験(Apollo試験)に
おいて、本品はアミロイドPETと同等の臨床性能を示した。

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