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資料2 2040年を見据えたがん医療提供体制の均てん化・集約化に関するとりまとめ(案) (4 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59971.html |
出典情報 | がん診療提供体制のあり方に関する検討会(第19回 7/25)《厚生労働省》 |
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日本の総人口としては、2040 年に1億 1,283 万人と、2025 年の1億 2,325 万人と比
べて8%減少することが推計されている。内訳としては、生産年齢人口(15~64
歳)は、2040 年に 6,213 万人と、2025 年の 7,310 万人と比べて 15%減少し、65~
84 歳は、2040 年に 2,922 万人と、2025 年の 2,945 万人とほぼ横ばいで推移し、85
歳以上は、2040 年に 1,006 万人と、2025 年の 707 万人と比べて 42%増加すること
が推計されている。また、東京都と沖縄県については、他道府県と比較して、生産
年齢人口の減少率が小さく、65~84 歳の増加率が著しく大きいことが推計されてい
る。
②
がん罹患者数の見込み
がん罹患率は加齢とともに上昇するため、高齢化の進行に伴い、がん罹患者数は、
2040 年に 105.5 万人と、2025 年の 102.5 万人と比べて3%増加することが推計され
ている。内訳としては、生産年齢人口は、2040 年に 21.4 万人と、2025 年の 24.4 万
人と比べて 12%減少し、65~84 歳は、2040 年に 58.2 万人と、2025 年の 60.1 万人
とほぼ横ばいで推移し、85 歳以上は、2040 年に 25.8 万人と、2025 年の 17.8 万人
と比べて 45%増加することが推計されている。また、2040 年以降は、がん罹患者数
は緩やかに減少すると見込まれる。
③
がん罹患者の地域特性
地域別のがん罹患者数は、2040 年に向けて下表のとおりとなることが見込まれる2。
大都市部
地方都市部
過疎地域
全年代
64 歳以下
65~84 歳
85 歳以上
88%の
地域で増加
90%の
地域で減少
67%の
地域で増加
全ての
地域で増加
(42/48 圏域)
(43/48 圏域)
(32/48 圏域)
(48/48 圏域)
59%の
地域で減少
97%の
地域で減少
90%の
地域で減少
全ての
地域で増加
(92/156 圏域)
(152/156 圏域)
(141/156 圏域)
(156/156 圏域)
98%の
地域で減少
全ての
地域で減少
98%の
地域で減少
98%の
地域で増加
(127/130 圏域)
(130/130 圏域)
(127/130 圏域)
(128/130 圏域)
2040 年に向けて、がん罹患者数は我が国全体では3%程度増加すると推計される
が、都道府県単位で見ると、がん罹患者数は都市部を中心に 16 都府県で増加する一
方で、31 道県では減少が見込まれるなど地域性がある。さらに二次医療圏単位で
2
人口推計としては市町村別に推計されているものの、福島県いわき市、相馬市、南相馬市、広野町、楢葉町、富岡
町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、新地町、飯舘村の 13 市町村については、ひとつの地域(「浜通り地
域」)として集計されている。このため、これらの地域は、二次医療圏としては2圏域であるものの、1圏域として集
計した。
4
べて8%減少することが推計されている。内訳としては、生産年齢人口(15~64
歳)は、2040 年に 6,213 万人と、2025 年の 7,310 万人と比べて 15%減少し、65~
84 歳は、2040 年に 2,922 万人と、2025 年の 2,945 万人とほぼ横ばいで推移し、85
歳以上は、2040 年に 1,006 万人と、2025 年の 707 万人と比べて 42%増加すること
が推計されている。また、東京都と沖縄県については、他道府県と比較して、生産
年齢人口の減少率が小さく、65~84 歳の増加率が著しく大きいことが推計されてい
る。
②
がん罹患者数の見込み
がん罹患率は加齢とともに上昇するため、高齢化の進行に伴い、がん罹患者数は、
2040 年に 105.5 万人と、2025 年の 102.5 万人と比べて3%増加することが推計され
ている。内訳としては、生産年齢人口は、2040 年に 21.4 万人と、2025 年の 24.4 万
人と比べて 12%減少し、65~84 歳は、2040 年に 58.2 万人と、2025 年の 60.1 万人
とほぼ横ばいで推移し、85 歳以上は、2040 年に 25.8 万人と、2025 年の 17.8 万人
と比べて 45%増加することが推計されている。また、2040 年以降は、がん罹患者数
は緩やかに減少すると見込まれる。
③
がん罹患者の地域特性
地域別のがん罹患者数は、2040 年に向けて下表のとおりとなることが見込まれる2。
大都市部
地方都市部
過疎地域
全年代
64 歳以下
65~84 歳
85 歳以上
88%の
地域で増加
90%の
地域で減少
67%の
地域で増加
全ての
地域で増加
(42/48 圏域)
(43/48 圏域)
(32/48 圏域)
(48/48 圏域)
59%の
地域で減少
97%の
地域で減少
90%の
地域で減少
全ての
地域で増加
(92/156 圏域)
(152/156 圏域)
(141/156 圏域)
(156/156 圏域)
98%の
地域で減少
全ての
地域で減少
98%の
地域で減少
98%の
地域で増加
(127/130 圏域)
(130/130 圏域)
(127/130 圏域)
(128/130 圏域)
2040 年に向けて、がん罹患者数は我が国全体では3%程度増加すると推計される
が、都道府県単位で見ると、がん罹患者数は都市部を中心に 16 都府県で増加する一
方で、31 道県では減少が見込まれるなど地域性がある。さらに二次医療圏単位で
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人口推計としては市町村別に推計されているものの、福島県いわき市、相馬市、南相馬市、広野町、楢葉町、富岡
町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、新地町、飯舘村の 13 市町村については、ひとつの地域(「浜通り地
域」)として集計されている。このため、これらの地域は、二次医療圏としては2圏域であるものの、1圏域として集
計した。
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