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資料2 2040年を見据えたがん医療提供体制の均てん化・集約化に関するとりまとめ(案) (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59971.html
出典情報 がん診療提供体制のあり方に関する検討会(第19回 7/25)《厚生労働省》
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2040 年を見据えたがん医療提供体制の均てん化・集約化に関する方針を、がん診療連
携拠点病院等の指定要件に関するワーキンググループへ提出し、がん診療連携拠点病
院等の整備に関する指針の改訂に向けて検討すること。
85 歳以上のがん罹患者に対して、全身状態や併存疾患、治療自体による身体的負担等
を加味するとともに、本人・家族の意思を踏まえどのような治療法が最適であるか、
また、療養環境の支援のあり方に関する研究を推進すること。
2040 年を見据えた持続可能ながん医療提供体制の構築には、都道府県で正確なデータ
に基づいた十分な検討・調整が必要であることから、都道府県協議会等に対し技術的
支援を行いつつ、がん診療連携拠点病院機能強化事業等の財政支援については、引き
続き検討を行った上で、必要な予算の確保を図ること。
7.総括
第4期基本計画における全体目標の「誰一人取り残さないがん対策を推進し、全ての
国民とがんの克服を目指す。」を達成するため、都道府県及び都道府県協議会は、地
域の実情に応じ、均てん化を推進するとともに、持続可能ながん医療の提供に向け、
医療機関ごとの診療実績を一元的に発信し、がん患者が安全で質の高い患者本位の医
療を適切な時期に受療できるように配慮しつつ、拠点病院等の役割分担を踏まえた集
約化を検討することが重要である。また、国及び国立がん研究センターは、都道府県
協議会等に対し、検討に必要なデータの提供等の技術的支援を継続的に行うことが重
要である。

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