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薬-1別添[404KB] (14 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59378.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 薬価専門部会(第236回 7/9)《厚生労働省》 |
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算品再算定が適用された品目については、少なくとも数年以内に二回目以降の申請を
行う場合で、医療上の必要性が変わっていないと判断できる場合(ガイドライン等の
改定が行われていないなど)は学会からの要望書を不要としていただきたい。
2.
基礎的医薬品制度について
(1) 類似薬効比較方式で薬価算定された新薬は、基礎的医薬品の要件である薬価収載から
の年数において比較薬とした製剤の年数を含めて計算する運用としていただきたい。
血漿分画製剤の新薬開発は特に困難であることが指摘されていますが、投与経路の改
良や希少疾病を適応とする新規有効成分などによる新薬開発を行ってきており、今後
も同様の開発の可能性があります。
一方、類似薬効比較方式により薬価算定される場合、収載時より薬価が大きく下落し
ている血漿分画製剤を比較薬として薬価算定されるケースが少なくありません。
この場合、収載時点で採算性を確保することが容易ではない可能性が想定されるとと
もに、「薬価を下支えすべき」と判断された基礎的医薬品の薬価から更に価格が下が
り続けることも懸念されます。
類似薬効比較方式で薬価算定された新薬は、基礎的医薬品の要件である薬価収載から
の年数において比較薬とした製剤の年数を含めて計算する運用としていただきたい。
3.
外国平均価格調整制度について
(1) 海外から輸入している製剤について、既収載品の外国平均価格調整による薬価の引上
げを複数回適用可能とするなど柔軟な運用としていただきたい。
血漿分画製剤の製造販売業者のうち複数社は国内外で製造販売しています。
海外で製造している事業者においても原料となる血漿の確保量および生産量は限られ、
限られた生産量の中からグローバル各国に対する供給量が決定されます。
日本の血漿分画製剤の価格は海外と比べて安価な傾向にあり、価格差を要因として日
本より海外への供給を優先する経営判断が生じています。
特に免疫グロブリン製剤は主要な諸外国では環境変化に合わせて価格を引き上げる対
応がなされていますが、日本では薬価が下落し続けており、グローバルメーカー内で
の日本への供給優先度は低下しています。
国内の安定供給の確保のため、海外から輸入する製剤については、既収載品の外国平
均価格調整による薬価の引上げを複数回適用可能とするなど柔軟な運用としていただ
きたい。
((一社)日本血液製剤協会)
◯ 外用貼付剤について
1. 局所性 経皮吸収型鎮痛剤の保険給付維持
局所性経皮吸収型鎮痛剤は、長年保険医療で広く使用され、患者の生活の質(QOL)
を向上させ、「健康寿命」の延伸に貢献する保険医療上欠かせない医薬品である。
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行う場合で、医療上の必要性が変わっていないと判断できる場合(ガイドライン等の
改定が行われていないなど)は学会からの要望書を不要としていただきたい。
2.
基礎的医薬品制度について
(1) 類似薬効比較方式で薬価算定された新薬は、基礎的医薬品の要件である薬価収載から
の年数において比較薬とした製剤の年数を含めて計算する運用としていただきたい。
血漿分画製剤の新薬開発は特に困難であることが指摘されていますが、投与経路の改
良や希少疾病を適応とする新規有効成分などによる新薬開発を行ってきており、今後
も同様の開発の可能性があります。
一方、類似薬効比較方式により薬価算定される場合、収載時より薬価が大きく下落し
ている血漿分画製剤を比較薬として薬価算定されるケースが少なくありません。
この場合、収載時点で採算性を確保することが容易ではない可能性が想定されるとと
もに、「薬価を下支えすべき」と判断された基礎的医薬品の薬価から更に価格が下が
り続けることも懸念されます。
類似薬効比較方式で薬価算定された新薬は、基礎的医薬品の要件である薬価収載から
の年数において比較薬とした製剤の年数を含めて計算する運用としていただきたい。
3.
外国平均価格調整制度について
(1) 海外から輸入している製剤について、既収載品の外国平均価格調整による薬価の引上
げを複数回適用可能とするなど柔軟な運用としていただきたい。
血漿分画製剤の製造販売業者のうち複数社は国内外で製造販売しています。
海外で製造している事業者においても原料となる血漿の確保量および生産量は限られ、
限られた生産量の中からグローバル各国に対する供給量が決定されます。
日本の血漿分画製剤の価格は海外と比べて安価な傾向にあり、価格差を要因として日
本より海外への供給を優先する経営判断が生じています。
特に免疫グロブリン製剤は主要な諸外国では環境変化に合わせて価格を引き上げる対
応がなされていますが、日本では薬価が下落し続けており、グローバルメーカー内で
の日本への供給優先度は低下しています。
国内の安定供給の確保のため、海外から輸入する製剤については、既収載品の外国平
均価格調整による薬価の引上げを複数回適用可能とするなど柔軟な運用としていただ
きたい。
((一社)日本血液製剤協会)
◯ 外用貼付剤について
1. 局所性 経皮吸収型鎮痛剤の保険給付維持
局所性経皮吸収型鎮痛剤は、長年保険医療で広く使用され、患者の生活の質(QOL)
を向上させ、「健康寿命」の延伸に貢献する保険医療上欠かせない医薬品である。
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