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参考資料3 (28 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20250527/index.html
出典情報 財政制度等審議会 財政制度等分科会(答申・報告書等) 激動の世界を見据えたあるべき財政運営(5/27)《財務省》
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診療所における1受診当たりの医療費の推移及び物価上昇率との比較 資料Ⅴ-3-14
○ 診療所における1受診当たりの医療費については、医科診療所全体でみると、コロナ禍以降に急増した。同時に生じていた受診延日数の減少については、足
元、コロナ禍前の水準に戻りつつあるものの、1受診当たりの医療費は高止まりしている状況。
○ 物価上昇率との関係では、国民1人当たり医療費・1受診当たり医療費ともに、物価が低迷する中にあってもほぼ一貫して増加しており、2019年以降で見
ても、物価上昇率が年平均1.5%の伸びであるのに対して、国民1人当たり医療費は年平均3.3%、1受診当たり医療費は年平均2.8%増加している。
◆ 1受診当たりの医療費(医科診療所・入院外)
(円)
8,000

◆ 医療費(医科診療所・入院外)の伸びと物価上昇率

+2.8%/年

受診延日数は概ねコロナ禍前の水準に戻っているが、
1受診当たり医療費は2019年の水準と比較して高い

141.1

(億日) (2000年度=100)

14

140

7,704円
7,500

2010→2019
+1.4%/年

受診延日数

10

1受診当たり医療費

2000→2010
+1.1%/年
8

6,500
6,079円

120

2019→2023
+2.8%/年

+3.3%/年

121.9
6

110

1受診当たり医療費

6,000

138.8

130
6,905円

7,000

126.5

12

109.3

国民1人当たり医療費
103.0

4
5,460円

5,500

100

+1.5%/年

2

消費者物価指数
5,000

0

90

(年度)
(出所)厚生労働省「医療費の動向調査」
(注1)1受診当たりの医療費は、医療費の総額を受診延日数で除して得た値。
(注2)年平均増加率は、始点から終点までの増加率を年数のべき乗根で算出。
(注3)薬剤費は院内処方の場合を除き含まれない。
(注4)新型コロナに係る補助金は単価に影響を与えない。
(注5)診療報酬の特例や不妊治療の保険適用による影響は、一定の仮定を置いた推計で、370円程度(2022年度ベース)

(年度)
(出所)厚生労働省「医療費の動向調査」、総務省「消費者物価指数(総合指数)」、総務省「人口推計」
(注1)1受診当たり医療費は、医療費の総額を受診延日数で除して得た値。
(注2)国民1人当たり医療費は、受診延日数を人口で除した「国民1人当たり受診日数」に1日当たり医療費を乗じて得た値。
(注3)消費者物価指数については、2020年基準の指数を用いており、便宜上、2000年度の指数を100としている。