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総-1 医薬品の費用対効果評価案について[551KB] (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57671.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第608回 5/14)《厚生労働省》
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医薬品・医療機器等の費用対効果の総合的評価案について
対象品目名:レクビオ皮下注(インクリシランナトリウム)
製造販売業者名:ノバルティスファーマ株式会社
使用目的又は効果:家族性高コレステロール血症、高コレステロール血症(ただし、以下のいずれも満た
す場合に限る。)
・心血管イベントの発現リスクが高い
・HMG-CoA 還元酵素阻害剤で効果不十分、又は HMG-CoA 還元酵素阻害剤による治療が適さない
最大耐用量の HMG-CoA 還元酵素阻害剤(かつ必要に応じて小腸コレステロールトランスポーター阻害剤
(エゼチミブ)の併用)で効果不十分な患者のうち、以下を対象とする。
対象集団

比較対照技術

ICER(円/QALY)の区


※1, 2

患者割合
(%)

(a) 動脈硬化性疾患の既往が

[非家族性高コレ
ステロール血症]

ある者のうち、(自己)注射に

標準治療(SoC

500 万円/QALY 以上

よる継続的な治療実施が困難

※5

750 万円/QALY 未満※4

)

9.5

である者※3
(b) 動脈硬化性疾患の既往が
ある者のうち、(a)に該当し
ない者
(c) 動脈硬化性疾患の既往が

[家族性高コレス

ある者

テロール血症]

(d) 動脈硬化性疾患の既往が

74.9
エボロクマブ
+標準治療

費用増加

※5

(SoC )

6.8

8.8

ない者

※1.価格決定に当たっては、その時点における対象品目並びに比較対照技術の最新の価格及びその価格を用いた ICER の区分を用いる。
※2.決定された ICER の区分について、価格決定の時点における対象品目及び比較対照技術の最新の価格を用いて、機械的に再計算し、
区分が変更される場合がある。
※3.継続的なエボロクマブの(自己)注射による治療が、一定の合理的かつ不可避な理由(例:身体的理由により頻回の通院が困難など)に
より実施困難であるものに限定する。
※4.価格調整における配慮への該当性について、該当あり。
※5.最大耐用量の HMG-CoA 還元酵素阻害剤(スタチン)に加えて、臨床的に必要と判断された場合は小腸コレステロールトランスポータ
ー阻 害剤(エゼチミブ)を併用するもの。

(補足)分析対象集団の ICER の区分(有用性系加算等の価格調整係数)

(a)
注)以下は左図に示せない

(b)(c)(d) 費用増加

6