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総-1 医薬品の費用対効果評価案について[551KB] (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57671.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第608回 5/14)《厚生労働省》
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であると結論付けられた。
企業は、本剤と対照薬の間のアドヒアランスの違いが、アウトカムに影響するというエビデンス
を新データとして提出しているが、学会発表にとどまり、追加的有用性の判断に関しての不服意
見を補強するエビデンスとしては不十分。
但し、以下の2点で分析対象集団(b)~(d)での公的分析の追加的有用性の判断には、不確実性が
あることには注意が必要と考える。
(1)
「本剤と対照薬の間のアドヒアランスの違いが、アウト
カムに影響する」という学会発表はあるものの、論文等ではなく判断材料のエビデンスとしては
不十分であるなかでの判断であること、
(2)異質性が高いとの判断でプラセボをアンカーとし
た間接比較を行わず、プラセボとの点推定値を見比べていること。
NDB から得られる数値には一定の限界があるものの、製造販売業者の使用した数値にも課題はあ
り、両者を比較すると NDB を用いた分析の方がより妥当である。
<参考:本資料に係る留意事項>


総合的評価では、企業分析及び公的分析双方とも一定の科学的妥当性が認められている。



「専門組織での主な検討事項」は、双方の主な見解の相違部分を抜粋したものである。



費用対効果評価の詳細については、国立保健医療科学院から公表される報告書を参照されたい。
(以上)

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