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資料1-1 専門医に関する広告について (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_39011.html
出典情報 国民・患者に対するかかりつけ医機能をはじめとする医療情報の提供等に関する検討会 医療機能情報提供制度・医療広告等に関する分科会(第3回 3/25)《厚生労働省》
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論点①

サブスペシャルティ領域の専門医広告の方向性

背景と考え方
<サブスぺ領域の専門医を広告可能にすることが国民・患者の受療行動に与える影響について>
○ 国民・患者の大病院志向によって生じる様々な弊害に対応するため、まずは地域の身近な「かかりつけ医機能を
担う医療機関」を受診し、必要に応じて紹介を受けて大病院を受診するよう促す仕組みが制度化されている。
○ 医師調査によると、現状サブスペ領域の専門医が一概に大病院に集中しているとは言えず、診療所に勤務する医
師も多い。したがって、サブスペ領域の専門医の情報を元に患者が医療機関を選択することが、直ちに大病院(特
定機能病院、紹介受診重点医療機関等)への受診を促すことにはつながらないのではないか。むしろ、どの医療機
関にかかって良いか分からずとりあえず大病院を受診する国民・患者が、診療所を含む身近な地域の医療機関の専
門性が情報提供されることで、身近な地域で適切な医療機関を選択できるようになれば、大病院の受診を回避する
ことにつながる可能性もある。
○ 以上を踏まえると、サブスぺ領域の専門医を広告可能にすることが、大病院志向を促すことにつながるのかにつ
いて、一律に判断することは難しいのではないか。

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