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総ー4○個別事項(その10)について (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00228.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第569回 12/1)《厚生労働省》
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入院・外来医療等の調査・評価分科会における主なご意見
<入院・外来医療等の調査・評価分科会(検討結果とりまとめ)>


急性期入院医療における高齢者のADL悪化を防ぐ取組は喫緊の課題であり、予防の取組を推進することが重要。一方、
ADL悪化を予防するためには、リハビリテーションを実施するだけではなく、看護体制や介護福祉士の配置等を含めて、
パッケージとしての対応を検討するべきとの指摘があった。
○ 休日を含めて早期からの切れ目のないリハビリテーションが提供されることが極めて重要。土日祝日にリハビリ
テーションを提供するための体制を確保するため、このような取組は診療報酬において評価されるべきとの指摘が
あった。
○ ADL維持向上等体制加算の届出実態は極めて少ないが、疾患別リハビリテーション料と当該加算を併用できるよう見
直すべきではないか、また点数設計を見直す必要があるとの指摘があった。
○ 栄養・摂食嚥下状態に関する状況を把握していくことは重要であり、低栄養の世界的診断基準や通常の評価項目等
を参考にして、DPCデータ(様式1)の項目を検討してはどうかとの指摘があった。
○ 病棟における管理栄養士の業務について、
- 入院早期から速やかに評価や栄養管理を行うことは重要であり、入院栄養管理体制加算の対象拡大も考慮してはど
うか
- 栄養情報提供書の作成やミールラウンドは十分に行われているとはいえず、管理栄養士が果たすべき役割を改めて
明確にして、しっかりと対応を進めるべき
との指摘があった。
○ 他の医療機関や介護保険施設に退院する患者は、入院栄養食事指導の対象ではないが栄養情報連携が必要な場合も
あり、入院栄養食事指導の対象や栄養情報連携の仕組みについて、医療と介護の連携が更に進むよう検討してはどう
かとの指摘があった。
○ 栄養状態の評価や提供栄養量に応じてリハビリテーションが実施されることで生活機能の改善や維持が図られるも
のであり、リハビリテーションと栄養の取組は組み合わせて推進されるよう検討すべきとの指摘があった。
○ リハビリテーションが実施される時間帯以外における、看護職員等による生活リハビリテーションが提供されるこ
とも重要との指摘があった。

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