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総ー4○個別事項(その10)について (56 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00228.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第569回 12/1)《厚生労働省》
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令和2年度診療報酬改定 Ⅱ-7-7 患者の早期機能回復のための質の高いリハビリテーション等の評価 -⑧

がん患者に対するリハビリテーションに係る見直し
がん患者リハビリテーション料の見直し
➢ がん患者リハビリテーション料の算定対象となる患者について、対象疾患等による要件から、実
施される治療等による要件に見直す。
現行

改定後

ア 食道がん、肺がん、縦隔腫瘍、胃がん、肝臓がん、胆嚢がん、膵臓がん又は大腸がんと診断され、当該入院中
に閉鎖循環式全身麻酔によりがんの治療のための手術が行われる予定の患者又は行われた患者
イ 舌がん、口腔がん、咽頭がん、喉頭がんその他頸部リンパ節郭清を必要とするがんにより入院し、当該入院中
に放射線治療若しくは閉鎖循環式全身麻酔による手術が行われる予定の患者又は行われた患者
ウ 乳がんにより入院し、当該入院中にリンパ節郭清を伴う乳房切除術が行われる予定の患者又は行われた患者
で、術後に肩関節の運動障害等を起こす可能性がある患者
エ 骨軟部腫瘍又はがんの骨転移に対して、当該入院中に患肢温存術若しくは切断術、創外固定若しくはピン固
定等の固定術、化学療法又は放射線治療が行われる予定の患者又は行われた患者
オ 原発性脳腫瘍又は転移性脳腫瘍の患者であって、当該入院中に手術若しくは放射線治療が行われる予定の
患者又は行われた患者
カ 血液腫瘍により、当該入院中に化学療法若しくは造血幹細胞移植が行われる予定の患者又は行われた患者
キ 当該入院中に骨髄抑制を来し得る化学療法が行われる予定の患者又は行われた患者
ク 緩和ケアを目的とした治療を行っている進行がん又は末期がんの患者であって、症状の増悪により入院してい
る間に在宅復帰を目的としたリハビリテーションが必要なもの

ア 当該入院中にがんの治療のた
めの手術、骨髄抑制を来しうる
化学療法 、放射線治療又は造
血幹細胞移植が行われる予定
の患者又は行われた患者
イ 緩和ケアを目的とした治療を
行っている進行がん又は末期が
んの患者であって、症状の増悪
により入院している間に在宅復
帰を目的としたリハビリテーショ
ンが必要なもの

【現行】

【改定後】

【がんの種別】

【治療方法】

⚫ 食道がん、肺がん 等

⚫ 全身麻酔による手術

⚫ 口腔がん、咽頭がん 等

⚫ 放射線治療

⚫ 血液腫瘍

⚫ 化学療法
⚫ 造血幹細胞移植

【がんの種別】

【治療方法】

がんの種別による
規定を削除

⚫ 手術
⚫ 骨髄抑制を来しうる化学療法
⚫ 放射線治療
⚫ 造血幹細胞移植

を予定又は行われた患者

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