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総ー3○個別事項(その6)について (43 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00225.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第566回 11/22)《厚生労働省》
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我が国の精神保健医療福祉の経緯②
○ 平成29年2月の「これからの精神保健医療福祉のあり方に関する検討会」報告書では、「地域生活中心」
という理念を基軸としながら、精神障害者の一層の地域移行を進めるための地域づくりを推進する観点か
ら、精神障害者が、地域の一員として安心して自分らしい暮らしができるよう、「精神障害にも対応した地
域包括ケアシステム」の構築を目指すことを新たな理念として明確にした。
■「これからの精神保健医療福祉のあり方に関する

■精神障害にも対応した地域包括ケアシス

検討会」報告書(抄)(平成29年2月8日)

テムの構築(イメージ)

Ⅲ 新たな地域精神保健医療体制のあり方について
1 精神障害者を地域で支える医療のあり方について
○ 長期入院精神障害者の地域移行を進めるにあたっては、精神
科病院や地域援助事業者による努力だけでは限界があり、自
治体を中心とした地域精神保健医療福祉の一体的な取組の
推進に加えて、地域住民の協力を得ながら、差別や偏見のな
い、あらゆる人が共生できる包摂的(インクルーシブ)な社会を
構築していく必要がある。
○ 長期入院精神障害者をはじめとする中重度の精神障害者の地
域生活を支えていくためには、本人の意思の尊重と、ICF の基
本的考え方を踏まえながら、多職種協働による包括的支援マ
ネジメントを機能させていく必要がある。
(中略)
○ 精神障害者が、地域の一員として安心して自分らしい暮らしを
することができるよう、精神障害にも対応した地域包括ケアシ
ステムの構築を目指すことを理念として明確にすべきである。
また、医療と福祉等の様々な関係者が情報共有や連携を行う
体制を構築できるように、障害保健福祉圏域ごとに都道府県・
保健所・市町村等の重層的な役割分担・協働を推進するべき
である。

医療
■地域生活支援拠点等

住まい
様々な相談窓口

障害福祉・介護

■障害福祉サービス等
■介護保険サービス
圏域の考え方

社会参加、地域の助け合い、普及啓発

日常生活
圏域
市町村

障害保健福祉圏域

バックアップ
市町村ごとの保健・医療・福祉関係者等による協議の場、市町村
バックアップ
障害保健福祉圏域ごとの保健・医療・福祉関係者等による協議の場、保健所
バックアップ
都道府県ごとの保健・医療・福祉関係者等による協議の場、都道府県

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