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総-1○個別事項(その3)について (97 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00219.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第560回 10/20)《厚生労働省》
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入院中の重度訪問介護利用における医療と福祉の連携(イメージ)
医療と福祉の連携

障害福祉サービス等報酬改定検討チーム
第36回(R5.9.19)

資料2

【医療機関との具体的な事前調整の内容】

入院前

医療機関
職員(医師、看護
師、事務員等)

関係者による事前調整

(1)障害者本人、障害福祉サービス等事業者から医療機関への伝達事項
・入院する障害者の基本情報、利用している障害福祉サービス等
・入院する障害者の障害特性等の伝達 (障害の状態、介護方法(例:体位変換、
食事、排泄)など)
・障害者本人の入院中の生活・退院後の生活の希望
・重度訪問介護の制度(目的、内容)
(2)医療機関から障害福祉サービス等事業者への伝達事項
・医療機関の入院規則
・感染対策(体温等の確認、マスク装着の徹底)

障害者本人
相談支援
専門員
※福祉関係者は重
度訪問介護事業所
のみの場合あり。

重度訪問介護事業所
職員(サービス提供
責任者、管理者、重度
訪問介護従業者)

※この他、訪問介護
等の関係者も参加
する場合あり。

(3)医療機関と障害福祉サービス等の調整
・看護師が行う業務と重度訪問介護従業者が行う業務の確認
(コミュニケーション支援の範囲の確認)
・障害特性を踏まえた病室等の環境調整や対応(ベッド等の配置など)
・重度訪問介護従業者の人数、勤務時間、勤務体制
・重度訪問介護従業者から医療機関への報告等の伝達方法

重度訪問介護事業所等の職員が医療機関職員に対し、入院前の事前調整で伝達する内容
(入院する障害者の障害特性等の伝達(具体例))
・障害者本人の基本情報(障害の状況など)
・利用している障害福祉サービス等
・通院や服薬の状況
・障害特性(障害の状態(身体・生活機能の状況)など)
・日常生活における介助の方法(重度訪問介護従業者が行っている本人独自の座位姿勢、体位変換、褥瘡になりやすい人の支援方法(クッションの使用など)、
食事(きざみ・とろみ)、吸引、排痰、排泄など)
・日常生活における介助の頻度、時間、タイミング
・日常生活における介助の手順やコツ、介助の注意点(気をつけていること)
・強度行動障害のある障害者の場合、音や光に過敏になる状況、本人のこだわり、落ち着かせ方など
・自宅や障害者通所支援事業所で行っている昼間の時間の過ごし方など日常生活のルーティン、また、その事業所職員との日常での関わり方
・障害者本人の入院中の生活・退院後の生活の希望
など
※重度訪問介護事業所等にヒアリングを行い、まとめたもの

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