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入-3入院・外来医療等の調査・評価分科会におけるこれまでの検討結果(とりまとめ)(案) (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00217.html
出典情報 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度第10回 10/12)《厚生労働省》
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– 救命救急入院料又は特定集中治療室管理料の届出を併せて行っている割合が低く、
地域包括ケア病棟又は回復期リハビリテーション病棟の届出を併せて行っている割
合が高かった。
– 全身麻酔手術の実施件数及び病床数当たりの全身麻酔手術の実施件数が少ない傾向
にあり、病床数当たりの全身麻酔手術の実施件数は急性期一般入院料2及び急性期
一般入院料4と大きく変わらなかった。
– 救急搬送件数が少ない傾向にあり、急性期一般入院料2と大きく変わらなかった。
– 入院患者のうち 75 歳以上の割合や認知症を併存する割合、要介護度が高く、急性期
一般入院料2や急性期一般入院料4と大きく変わらなかった。
– 入院患者の入院経路について、家庭からの入院の割合が低く、介護施設・福祉施設
からの入院の割合が高かった。
– 「食物及び吐物による肺臓炎」や「尿路感染症,部位不明」等、急性期一般入院料1
と地域一般入院料とで医療資源投入量の変化が小さい疾患の割合が高かった。
– 重症度、医療・看護必要度の基準該当患者割合が低く、急性期一般入院料2及び4
との差が小さかった。
– A得点2点以上の割合、基準2に該当する割合、基準3に該当する割合は急性期一
般入院料2のうち平均在院日数の短い群との差が見られず、B得点3点以上の割合
及び「基準2又は3には該当しないが、基準1に該当する」割合は急性期一般入院
料2や急性期一般入院料4よりも大きかった。
– 重症度、医療・看護必要度のA項目のうち「専門的な治療・処置」の該当割合につ
いて、急性期一般入院料2における該当割合及び急性期一般入院料4のうち在院日



数の短い群における該当割合と大きく変わらなかった。
– 1入院当たりの出来高換算点数は高いが、入院料及びリハビリテーションを除いた
1日当たりの医療資源投入量は急性期一般入院料2及び急性期一般入院料4と同程
度に低かった。
– 75 歳以上の患者の退院先について、家庭への退院の割合が低く、また、介護老人保
健施設、介護老人福祉施設、社会福祉施設等への入所の割合及び死亡の割合が高か
った。
平均在院日数の区分による患者の状態や医療の内容の違いを踏まえれば、急性期一般
入院料1における指標としては、平均在院日数の短縮化が考えられるのではないかと
の指摘があった。

(3)その他
 急性期医療における機能分化の在り方については、地域包括ケア病棟など 13 対1の看
護配置を施設基準とする病棟が現状では高齢者の救急搬送を十分に受け入れることが
難しい場合があることを踏まえつつ、どのような病棟による急性期の高齢者等の受入
を推進すべきかについて検討した上で、地域一般病棟や地域包括ケア病棟など急性期
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