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入-3入院・外来医療等の調査・評価分科会におけるこれまでの検討結果(とりまとめ)(案) (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00217.html
出典情報 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度第10回 10/12)《厚生労働省》
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必要度Ⅰの施設のうち急性期一般入院料1の 400 床未満、急性期一般入院料2の 200
床未満、急性期一般入院料5の 200 床未満の施設、必要度Ⅱのうち急性期一般入院料
2の 200 床未満の施設においては、「創傷処置」の項目及び「呼吸ケア」の項目の該当
割合が上昇していた。

(入院料ごと・疾患ごとの該当状況について)
 急性期一般入院料1は、急性期一般入院料2又は急性期一般入院料4と比較し、A得点
2点以上の割合、基準2(A得点3点以上)に該当する割合及び基準3(C得点1点以
上)に該当する割合が高く、B得点3点以上の割合及び「基準2又は基準3には該当し
ないが基準1(A得点2点以上かつB得点3点以上)に該当する割合」が低かった。
 急性期一般入院料1においては、必要度基準の該当割合は入院2日目~5日目にピーク













を迎えた後低下し、入院 15 日目以降は横ばいとなっていた。また、A得点の総点数は、
入院2日目にピークを迎えた後低下し、入院6日目以降は横ばいとなっていた。
急性期一般入院料1の患者は、75 歳以上に限った場合も含め、急性期一般入院料2-6
よりも「専門的な治療・処置」及び「救急搬送後の入院/緊急に入院を必要とする状態」
の該当割合が高かった。
急性期一般入院料1における入院後日数ごとのA項目の該当割合は、入院初期は「専門
的な治療・処置」及び「救急搬送後の入院/緊急に入院を必要とする状態」の該当割合が
高かった。
75 歳以上に多い疾患のうち、
「食物及び吐物による肺臓炎」や「尿路感染症・部位不明」
等は、急性期一般入院料1に入院した場合と地域一般入院料1-2に入院した場合とで
1日当たりの医療資源投入量が大きく変わらず、これらの疾患に含まれる「食物及び吐
物による肺臓炎」、
「肺炎・詳細不明」、
「細菌性肺炎・詳細不明」、
「尿路感染症、部位不
明」等は、1日当たりの医療資源投入量が低いものの、急性期一般入院料1に入院した
場合、急性期一般入院料1の施設基準と同程度以上にいずれかの必要度基準に該当する
割合が高かった。
急性期一般入院料1において、75 歳以上の「食物及び吐物による肺臓炎」、「尿路感染
症・部位不明」及び「腰椎骨折閉鎖性」の患者は、B得点3点以上の割合が 75 歳以上
の全疾患の平均よりも高く、基準2(A得点3点以上)を満たさない場合に、基準1(A
得点2点以上かつB得点3点以上)に該当する割合が全年齢における全疾患の平均や 75
歳以上における全疾患の平均よりも高かった。
急性期一般入院料1に入院する 75 歳以上の「食物及び吐物における肺臓炎」及び「尿
路感染症」の患者における必要度基準の該当割合及びA得点の総点数は、入院初日~5
日目は全疾患の平均よりも高いが、入院6日目以降で低下し、その後の基準該当割合は
全疾患の平均を下回る程度になっていた。
急性期一般入院料1に入院する 75 歳以上の「食物及び吐物による肺臓炎」、「尿路感染
症」の患者においては、全疾患の平均と比べ「専門的な治療・処置」の該当割合が低く、
「救急搬送後の入院/緊急に入院を必要とする状態」の該当割合が高かった。また、全
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