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参考資料 4 (47 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20221129/index.html
出典情報 財政制度等審議会 令和5年度予算の編成等に関する建議(11/29)《財務省》
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資料Ⅱ-9-2

日本の経済・財政とODAのあり方

◯ 我が国のGDPが世界の中で占めるシェアは、1990年代前半の2割弱から、2020年には5.9%まで低下。更に、
こうした我が国のドル建てでみた経済規模は、足元では急激な円安を受けて一層低下。IMFの見通しによれば、
2022年は4.2%と大幅にシェアが低下し、世界第4位のドイツに接近。
◯ 日本のODA対GNI比はDAC合計を上回っている。一方、財政状況をみれば、我が国の政府債務残高対
GDP比は世界でも最悪の水準にあり、DAC平均と比べても3倍以上に達している。
◯ 「物量」に頼ったインプットありきのODAは正当化することができず、適切なアウトカムを設定し、的を絞った戦略的な
使い方が求められる。
(ODA対
各国の政府債務残高とODA(2021年)
GNI比、%)
1.20
債務のDAC平均:
ルクセンブルク
85.2%

各国の名目GDPシェアの推移

(%)
35.0
30.0

ノルウェー

1.00
24.7

25.0
0.80

17.9

20.0

18.0

スウェーデン

米国
中国

ドイツ

0.60

フランス

日本

15.0

ODA
0.34%

英国
ODAの
DAC合計
:0.33%

ドイツ
0.40

10.0

5.9

イタリア

4.2

5.0

0.20
カナダ

4.0
0.0
1980

85

90

95

00

05

10

15

債務
263%
日本

20 22 (年)

米国

ギリシャ

0.00
0.0

50.0

100.0

(出所)左図:IMF「世界経済見通し」(2022年10月)。右図:IMF「財政モニター」(2022年10月)、OECDデータベース。

150.0
200.0
250.0
300.0
(政府債務残高対GDP比、%)