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参考資料 4 (4 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20221129/index.html
出典情報 財政制度等審議会 令和5年度予算の編成等に関する建議(11/29)《財務省》
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ハード整備によらない対策① 既存ダムの事前放流について 資料Ⅱ-5-4
○ 水力発電、農業用水、水道等のための利水容量には、通常、水が貯められている。そのため、大雨が見込まれる際、
河川の水量が増える前にダムから放流し、一時的にダムの貯水位を下げる「事前放流」を、関係省庁が連携し実施し、
ダムに洪水を貯める機能を強化。
○ 令和3年度出水期においては、合計で94のダムで事前放流を実施し、八ッ場ダム1.1個分に相当する容量を確保。
R元年12月

これまでの経緯

令和3年度出水期における事前放流の実施状況
<ダム管理者別の内訳>

「既存ダムの洪水調節機能の強化に向けた基本方針」を政府決定。

その他

水道・農業

1級水系957ダム、2級水系479ダム、計1,436ダムで事前放流
の実施体制を整備。

農業

2
7

7

国土交通省※

12

水資源機構

7

利水ダムにおける事前放流の模式図
発電

30
29


※内閣府沖縄総合事務局含む

<令和3年度出水期全体>
○ 94ダム(延べ122回)で実施
○ 1億140万㎥(東京ドーム82個分、八ッ場ダム1.1個
分)の容量を確保

<令和3年8月大雨>
○ 69ダム(延べ78回)で実施
○ 7,622万㎥(東京ドーム61個分、八ッ場ダム0.8個分)
の容量を確保
(出所)国土交通省資料より財務省作成