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資 料 1-2  基礎資料 (69 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28170.html
出典情報 社会保障審議会医療保険部会(第154回 9/29)《厚生労働省》
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疾病予防・重症化予防

保険者インセンティブの強化

○ 2021年度から2023年度の後期高齢者支援金の加減算制度について、2020年度に指標や配点等の見直しを実施。
○ 保険者努力支援制度の各評価指標や配点について、成果指標の拡大や配分基準のメリハリを強化するなどの見直しを検討。
○ 後期高齢者支援金の加減算制度については、順次の好事例の横展開、評価指標の重点項目の見直しなどに取り組む。
保険者努力支援制度(取組評価分)
市町村分(500億円程度)
保険者共通の指標
国保固有の指標
指標① 特定健診・特定保健指導の実施率、 指標① 収納率向上に関する取組の実施
メタボリックシンドローム該当者及
状況
び予備群の減少率
指標② 医療費の分析等に関する取組の
指標② 特定健診・特定保健指導に加えて
実施状況
他の健診の実施や健診結果等に
基づく受診勧奨等の取組の実施状況 指標③ 給付の適正化に関する取組の
実施状況
指標③ 生活習慣病の発症予防・重症化予防
の取組の実施状況
指標④ 地域包括ケアの推進・一体的実
施の実施状況
指標④ 広く加入者に対して行う予防
・健康づくりの取組の実施状況
指標⑤ 第三者求償の取組の実施状況
指標⑤ 加入者の適正受診・適正服薬を
促す取組の実施状況
指標⑥ 適正かつ健全な事業運営の実施
指標⑥ 後発医薬品の使用促進に関する
状況
取組の実施状況
都道府県分(500億円程度)
指標① 主な市町村指標の 指標② 医療費適正化の
都道府県単位評価
アウトカム評価
○主な市町村指標の都道府 ○都道府県の医療費水準に
県単位評価
関する評価
・特定健診・特定保健指導 ○重症化予防のマクロ的評価
の実施率 等
○重複・多剤投与者数

後期高齢者支援金の加減算制度(全体像)
1.支援金の加算(ペナルティ)
・ 特定健診70%(総合は63.2%)未満、保健指導10%(総合は5%)未満に対象範囲を段
階的に拡大。加算率を段階的に引上げ。
※加算率=2018年度から段階的に引上げ 2020年度以降最大10%(法定上限)
2.支援金の減算(インセンティブ) ※減算の規模=加算の規模
・ 特定健診・保健指導の実施率に加え、特定保健指導の対象者割合の減少幅(=成果指標)、
がん検診・歯科健診、事業主との連携等の複数の指標で総合評価
※減算率=最大10% 複数区分で設定
(項目)
・特定健診・保健指導の実施率(=成果指標)
・特定保健指導の対象者割合の減少幅(=成果指標)
・後発品の使用割合(=成果指標)
・糖尿病等の重症化予防、がん検診、歯科健診・保健指導等
・健診の結果の分かりやすい情報提供、対象者への受診勧奨
・事業主との連携(受動喫煙防止、就業時間中の配慮 等)
・予防・健康づくりの個人へのインセンティブの取組 等

(右半分)
後期加減算

減算(インセンティブ)

指標③ 都道府県の取組状況
○都道府県の取組状況
・医療提供体制適正化の推進
・法定外繰入の削減 等

加算と減算の規模は同じ

加算の規模に応じて設定
10%

0
2020年度 特定健診・保健指導
の実施率が低い
10%
(複数区分で設定)
加算(ペナルティ)

複数の指標で
総合評価
(複数区分で設定)

※ 協会けんぽは、全支部の後期高齢者支援金に係る保険料率の中にインセンティブ制度の財源とな
る保険料率(0.01%)を設定するとともに、支部ごとの加入者及び事業主の行動等を評価し、その結果、
上位1/2~1/3支部については、報奨金によるインセンティブを付与。

配点基準のメリハリ強化、成果指標の導入拡大の検討

見直しにより、インセンティブ措置を更に強化

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