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がん対策推進基本計画中間評価報告書(本文) (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000089153_00001.html
出典情報 がん対策推進基本計画中間評価報告書について(6/17)《厚生労働省》
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「事業評価のためのチェックリスト」を実施している市区町村の割合
2020 年度

2018 年度

2017 年度

集団

X 線 81.1%
内視鏡 73.6%

X 線 79.1%
内視鏡 66.5%

76.0%

個別

X 線 70.1%
内視鏡 73.7%

X 線 67.4%
内視鏡 66.3%

63.6%

集団

80.8%

78.6%

75.6%

個別

71.6%

68.0%

64.0%

集団

80.7%

78.5%

75.5%

個別

69.9%

66.3%

集団

81.5%

79.1%

75.7%

個別

73.4%

69.8%

65.8%

集団

81.3%

78.9%

75.5%

個別

73.5%

69.9%

66.2%

胃がん

大腸がん

肺がん

乳がん
子宮頸が


(がん対策推進協議会としてさらに推進が必要と考える事項)
がん検診の受診率は、男女とも全てのがん種で上昇傾向にあるが、男性の肺がん
検診を除いて、目標値の 50%を達成できていない。さらに新型コロナウイルス感染症
の影響により後退していることも想定され、それががん医療にどのような影響を与え
たか、長期的に年齢調整罹患率や年齢調整死亡率、がん検診受診率等の推移を注
視していく必要がある。引き続き、「がん検診のあり方に関する検討会」での議論も踏
まえ、がん検診に関する情報提供、受診率向上の取組を推進する必要がある。ま
た、未受診者の実態を把握し、国民が利用しやすい検診体制を整備していく必要が
ある。
職域におけるがん検診については、その位置づけが不明確であり、実施状況や精
密検査の受診状況を把握する仕組みがないため、その手法について引き続き検討
が必要である。
また、がん検診の精度管理について、指針に基づかないがん検診の実施率は、全
国で改善が見られていない。がん検診受診後の精密検査受診につなげる取組を推
進しつつ、指針に基づくがん検診の実施や、チェックリストの実施について、市区町村
への働きかけをより一層推進していく必要がある。

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