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がん対策推進基本計画中間評価報告書(本文) (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000089153_00001.html
出典情報 がん対策推進基本計画中間評価報告書について(6/17)《厚生労働省》
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参5

コール・リコールを実施している市区町村の割合
2020 年

2018 年

2017 年

胃がん

80.4%

83.3%

81.2%

肺がん

78.8%

82.3%

79.8%

大腸がん

81.6%

85.2%

84.0%

子宮頸がん

81.9%

86.7%

81.9%

乳がん

81.6%

85.4%

82.5%

個別受診勧奨

個別受診勧奨を実施した自治体のうち、検診未受診者に対する個別再勧奨(全員
又は一部)を実施した自治体
胃がん

37.4%

46.1%

44.7%

肺がん

36.6%

44.7%

42.7%

大腸がん

42.5%

52.5%

50.4%

子宮頸がん

50.7%

60.2%

57.3%

乳がん

52.5%

58.5%

57.3%

②がん検診の精度管理等について
(進捗状況及び指標測定結果)
精密検査未受診者への郵送や電話などによる個別受診再勧奨の取組が、自治体
において行われているが、精密検査受診率については、多くのがん種で十分とは言
えず、改善が必要である。また、新型コロナウイルス感染症の流行が、精密検査受診
率にどのような影響を与えたかについては評価ができていない。
精密検査未把握率や精密検査未受診率については、未だ一定程度の割合が認め
られ、更なる減少に向けた取組が必要である。
「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」(以下「指針」という。)
に基づくがん検診を実施している市区町村の割合は、胃がんが特に低いが、これは
指針に基づく対象年齢・受診間隔を 2016 年度に変更したところ、当分の間は従前の
取り扱いでも差し支えないとしているためであり、評価が困難である。また、乳がん検
診の 40 歳未満での実施、乳がん検診や子宮頸がん検診の逐年実施を行っている市
区町村が多いと考えられる。
指針に基づかないがん検診の実施率は、80%以上と高い状況が続いている。これ
らの検診のうち、最も多いものは、前立腺がん検診(PSA 検査)となっており、その
他、子宮体がん検診や肝臓がんの検診(エコー)などがある。
がん検診の「事業評価のためチェックリスト」等により実施状況を把握することとし
ており、自治体において、チェックリストの全項目のうち、60~80%の項目を実施する
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