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がん対策推進基本計画中間評価報告書(本文) (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000089153_00001.html
出典情報 がん対策推進基本計画中間評価報告書について(6/17)《厚生労働省》
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充実させてきた。また、「がんとの共生のあり方に関する検討会」を発足し、緩和ケア
や相談支援・情報提供に関する質の向上、多様なニーズへの対応の向上にむけて、
対策を検討しながら取組を進めている。
自分らしい日常生活を送ることができていると感じるがん患者の割合や、治療開始
前に病気のことや療養生活について相談できたと感じるがん患者の割合は、それぞ
れ増加し、一定の評価はできるものの、改善の余地がある。また、家族の悩みや負
担を相談できる支援が十分であると感じているがん患者・家族の割合は、増加してい
るものの更なる充実が望まれるものであった。
自分らしい日常生活が送ることがで

2018 年度

2014 年度

きていると感じるがん患者の割合

70.5%(比較値7:80.8%)

77.7%

がん診断~治療開始前に
3002
病気や療養生活について
相談できたと感じるがん患者の割合

2018 年度
76.3%

2014 年度
67.4%

家族の悩みや負担を
3003
相談できる支援が十分である
と感じているがん患者・家族の割合

2018 年度
成人:48.7%
(比較値:57.6%)
2019 年度
小児:39.7%

2014 年度
成人:37.1%

30016

(がん対策推進協議会としてさらに推進が必要と考える事項)
がんの診断時から、必要な支援を受け、患者が自分らしく日常生活を送ることがで
きるよう、病気や療養生活に関する相談支援や、患者と家族の悩みや負担に関する
相談支援の体制整備に向けて、ピア・サポート8体制の充実、相談支援センターやが
ん情報サービス等の更なる周知等の取組が必要である。

6

項目番号 3001-3003 の患者体験調査の対象となる患者は 19 歳以上、小児患者体験調査の対

象となる患者は 18 歳以下で回答者はその家族等。
7

前回調査と比較するために、実測値に比較補正係数をかけた値。
がん患者・経験者やその家族が、同じような経験を持つ者と体験を共有し、問題解決のために
共に考える取組のこと。
8

10