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がん対策推進基本計画中間評価報告書(本文) (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000089153_00001.html
出典情報 がん対策推進基本計画中間評価報告書について(6/17)《厚生労働省》
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2.患者本位のがん医療の実現
(目標の詳細)
ビッグデータや人工知能(Artificial Intelligence)を活用したがんゲノム医療等を推
進し、個人に最適化された患者本位のがん医療を実現する。また、がん医療の質の
向上及びそれぞれのがんの特性に応じたがん医療の均てん化・集約化により、効率
的かつ持続可能ながん医療を実現する。
(進捗状況及び指標測定結果)
5年生存率は、多くのがん種で少しずつではあるものの上昇傾向となり、年齢調整
死亡率は、継続的に減少傾向であった。医療が進歩していることを実感している患者
の割合、納得のいく治療を受けられたがん患者の割合は増加傾向であった。2018 年
度におけるがんの診断・治療全体の総合的評価や医療従事者が耳を傾けてくれたと
感じた患者の割合については7割~8割となっており、一定の評価はできるものの改
善の余地があるものであった。
2001

がんの5年生存率
2013-2014 年診断例 2012-2013 年診断例 2010-2011 年診断例

胃がん

62.1%

62.0%

61.5%

大腸がん

63.3%

63.3%

63.5%

肺がん





36.3%

小細胞肺がん

10.2%

10.4%

10.6%

非小細胞肺がん

41.9%

41.1%

38.8%

乳がん

87.6%

87.7%

87.9%

肝臓がん





35.1%

肝細胞癌

39.2%

38.7%



肝内胆管癌

18.3%

16.8%



2002

がんの年齢調整死亡率
(75 歳未満)(1001 の再掲)

2020 年

2019 年

2018 年

2017 年

69.6

70.0

71.6

73.6

8