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08資料3_後天的な要因による免疫獲得状況への影響を踏まえた予防接種の考え方について (7 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_73851.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会 ワクチン評価に関する小委員会(第34回 6/19)《厚生労働省》 |
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造血幹細胞移植後のワクチン接種について
造血幹細胞移植とは、患者の造血系細胞を抗がん剤等で減少させた後、適合ドナーから採取した造血幹細胞(※1)を投与し、
患者体内にドナー由来の血液細胞系を再構築させる治療法。主に白血病等の血液疾患に対して、根治的治療として実施される。
○ 特に他者をドナーとする同種造血幹細胞移植 (※2) においては、ドナー由来の血液細胞が患者の体内に生着すると 、
患者由来である白血病細胞や、過去に予防接種で免疫を獲得していた患者の免疫担当細胞が免疫学的に排除されていき、移植し
た造血幹細胞が分化して新たに生じたドナー由来の未熟な免疫担当細胞に置換される。
○ ドナー由来の免疫担当細胞はワクチンに暴露されていないため、臨床的には予防接種歴がリセットされた状態となり、各種ワクチンの追加接種が必
須とされる。日本造血・免疫細胞療法学会のガイドラインでも、同種造血幹細胞移植後にワクチンの追加接種が推奨されている。
○
※1
造血幹細胞とは、正常血液細胞(赤血球・白血球・血小板など)の元になっている細胞であり、造血幹細胞が体内で成長・機能分化することで、
それぞれの正常な血液細胞となる。
※2 患者自身の造血幹細胞を用いる場合は、自家造血幹細胞移植という。同種造血幹細胞移植と異なり、移植後の免疫学的な排除は生じない。
患者(移植前)
患者(移植後)
患者(移植後数月頃~)
ドナー由来の造血幹細胞が患者の体内で増殖し
血液細胞系を再構築
腫瘍細胞
免疫担当細胞
(患者由来)
正常血液細胞
(患者由来)
抗がん剤
放射線照射
(前処置)
正常血液細胞
(ドナー由来)
ドナー
移植
造血幹細胞
未熟な免疫担当細胞
(ドナー由来)
(ドナー由来)
ドナー由来の血液細胞が、患者の細胞(白血病
細胞・免疫担当細胞・正常血液細胞)を排除
予防接種によって獲得した免疫が消失。
患者の体内には、ワクチン未暴露のドナー由
来の免疫担当細胞のみ存在する状態となる。
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造血幹細胞移植とは、患者の造血系細胞を抗がん剤等で減少させた後、適合ドナーから採取した造血幹細胞(※1)を投与し、
患者体内にドナー由来の血液細胞系を再構築させる治療法。主に白血病等の血液疾患に対して、根治的治療として実施される。
○ 特に他者をドナーとする同種造血幹細胞移植 (※2) においては、ドナー由来の血液細胞が患者の体内に生着すると 、
患者由来である白血病細胞や、過去に予防接種で免疫を獲得していた患者の免疫担当細胞が免疫学的に排除されていき、移植し
た造血幹細胞が分化して新たに生じたドナー由来の未熟な免疫担当細胞に置換される。
○ ドナー由来の免疫担当細胞はワクチンに暴露されていないため、臨床的には予防接種歴がリセットされた状態となり、各種ワクチンの追加接種が必
須とされる。日本造血・免疫細胞療法学会のガイドラインでも、同種造血幹細胞移植後にワクチンの追加接種が推奨されている。
○
※1
造血幹細胞とは、正常血液細胞(赤血球・白血球・血小板など)の元になっている細胞であり、造血幹細胞が体内で成長・機能分化することで、
それぞれの正常な血液細胞となる。
※2 患者自身の造血幹細胞を用いる場合は、自家造血幹細胞移植という。同種造血幹細胞移植と異なり、移植後の免疫学的な排除は生じない。
患者(移植前)
患者(移植後)
患者(移植後数月頃~)
ドナー由来の造血幹細胞が患者の体内で増殖し
血液細胞系を再構築
腫瘍細胞
免疫担当細胞
(患者由来)
正常血液細胞
(患者由来)
抗がん剤
放射線照射
(前処置)
正常血液細胞
(ドナー由来)
ドナー
移植
造血幹細胞
未熟な免疫担当細胞
(ドナー由来)
(ドナー由来)
ドナー由来の血液細胞が、患者の細胞(白血病
細胞・免疫担当細胞・正常血液細胞)を排除
予防接種によって獲得した免疫が消失。
患者の体内には、ワクチン未暴露のドナー由
来の免疫担当細胞のみ存在する状態となる。
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