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08資料3_後天的な要因による免疫獲得状況への影響を踏まえた予防接種の考え方について (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_73851.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会 ワクチン評価に関する小委員会(第34回 6/19)《厚生労働省》
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対象ワクチンの考え方について
○ 令和6年度厚生労働行政推進調査事業費の結果を参考に、治療等の後に追加接種をすることが特に望まれるワクチ
ンの考え方について整理を行った。
背景


疾患への罹患や治療等による免疫担当細胞への影響を受ける前の患者は、一般的に予防接種法に基づく定期接種を通じて、様々な疾病
に対するワクチンを接種しており、抗体価が減少するため治療等の後に追加接種が特に望まれるワクチンについて、整理が必要。
(令和4年度に日本医学会を通じて各学会より意見を聴取)
○ 造血幹細胞移植後に再接種が適当とされたワクチンは、①インフルエンザワクチン、②肺炎球菌ワクチン、③帯状疱疹ワクチン、④麻疹ワクチン、⑤風疹ワ
クチン、⑥4種混合ワクチン(破傷風、ジフテリア、百日咳、ポリオ)、⑦B型肝炎ワクチン、⑧おたふくかぜワクチン、⑨インフルエンザ菌ワクチンの9種。
(令和6年度厚生労働行政推進調査事業費※における検討結果)
○ 同種造血幹細胞移植後患者に対するワクチン接種の検討にあたっては、患者の治療状況や免疫状況に加え、
・ 同種造血幹細胞移植後患者が罹患または罹患した場合に重症化する蓋然性が高い疾患であること
・ 同種造血幹細胞移植後患者に対する当該ワクチンの有効性や安全性が認められていること
・ それらの疾病に対するワクチンを、追加接種すること及びその接種方法等が薬事承認の範囲内であること
・ 接種可能で接種希望のある同種造血幹細胞移植後患者に対してワクチンを供給可能であること
が必要とされるとした。
○ 検討に際して、本邦における主なVPDである、麻疹・風疹・ムンプス、水痘・帯状疱疹、肺炎球菌、ジフテリア・破傷風・百日咳及びHib感染が対象となった。
○ 研究実施時点で定期接種化されていなかった、おたふくかぜワクチン及び帯状疱疹ワクチンは検討から除外された。
○ 同種造血幹細胞移植後の方に対して、
・ 罹患する蓋然性が高いことが示されている疾病として、水痘・帯状疱疹、肺炎球菌があり、罹患した場合の重症化する蓋然性が高いことが示されている疾
病として、麻疹・風しん、ジフテリア・百日せき・破傷風があげられた。
・ これらの疾病に対するワクチンとして、水痘ワクチン、肺炎球菌ワクチン、MRワクチン、DPTワクチンがあり、いずれも同種造血幹細胞移植後患者に対し
て有効性や安全性は認められており、追加接種等は薬事承認の範囲内かつ供給可能。


対象ワクチンの考え方について


同種造血幹細胞移植患者に対する優先度の高い公的予防接種の再接種に関する研究
研究代表者:福田隆浩(国立がん研究センター中央病院造血幹細胞移植科 科長)

治療等の後に追加接種をすることが特に望まれるワクチンについては、定期接種の対象となる、治療等の後の患者が罹患する蓋然性が
高いまたは罹患した場合に重症化する蓋然性が高い疾病に対するワクチンであること、有効性や安全性が認められていること、追加接種
やその接種方法等が薬事承認の範囲内であること、かつ供給可能であることが必要であり、仮に同種造血幹細胞移植後の患者に接種する
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場合、まずは水痘ワクチン、肺炎球菌ワクチン(PCV15/PCV20)、MRワクチン、DPTワクチンとしてはどうか。