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総-5-2 (15 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_68050.html |
| 出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第639回 12/26)《厚生労働省》 |
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る口腔機能の回復等のライフコースに応じた口腔機能管理を推進するため、口腔機能
発達不全症及び口腔機能低下症の検査の拡大や実態に応じて頻度等を見直すこと。ま
た、口腔機能管理の取組が更に進むよう診療報酬上の評価を検討すること。あわせて、
歯科医師の指示で歯科衛生士が実施する口腔機能に係る指導の評価を拡充すること。
16.障害児(者)への歯科医療の充実
障害児(者)の生活に寄り添う歯科医療の提供には、居宅、施設、外来等のシーム
レスな対応が求められ、病院併設歯科や障害児(者)医療施設等と歯科診療所の連携・
管理、更に歯科訪問診療の充実も求められる。
近年増加傾向にある重度障害を有する乳幼児の口腔(衛生・機能)管理の対象年齢
を拡大し、シームレスな管理を推進すること。
また、障害児(者)や医療的ケア児においては、障害の程度や内容によって、一般
に口腔内の衛生状態を困難にする要因を多数持っており、歯科疾患の重症化及び再発
リスクが高いため、口腔内の管理に際して配慮すべき点が多い。こうした点を踏まえ、
障害児(者)の歯科治療や口腔内の管理を行うために、障害者歯科治療を専門に行う
医療機関の評価を検討すること。
17.歯科治療のデジタル化の推進
患者・国民が求める歯科医療は日を追うごとに進歩している。患者のニーズ等に対
応できるよう新規技術、新規医療機器、新規検査を積極的に導入するとともに、その
技術に見合った適切な評価を引き続き検討すること。特に、直近の素材価格の急騰を
踏まえれば、歯科用貴金属材料を用いないデジタル技術の適用拡大は喫緊の課題であ
り、一層推進する必要がある。デジタル機器を用いた歯科補綴物の製作等をはじめ、
デジタル技術の保険収載や ICT を活用した新技術や連携、新たな検査の導入は喫緊
の課題として検討すること。
18.歯科固有の技術に対するあるべき評価
歯科医療の基本的技術料の中には未だ低評価に据え置かれている項目が多くある。
日本歯科医師会が実施した各国の診療行為別歯科医療費との比較においても、日本の
歯科治療費は低く評価され厳しい状況にあることが確認されている。良質な歯科医療
提供を継続できるよう、我が国の経済情勢や、歯科診療行為の実態に応じた適正な評
価を行う必要がある。
19.歯科用貴金属の代替材料の開発・保険収載
金の価格が最高値を更新し、金パラ価格も最高値を更新し続けている。市場価格の
影響を受けやすい歯科用貴金属に代わる材料の開発、保険収載及び適用拡大を推進す
ること。
➢不合理な留意事項通知等の見直し
20.留意事項通知、記載要領、施設基準等の整理
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発達不全症及び口腔機能低下症の検査の拡大や実態に応じて頻度等を見直すこと。ま
た、口腔機能管理の取組が更に進むよう診療報酬上の評価を検討すること。あわせて、
歯科医師の指示で歯科衛生士が実施する口腔機能に係る指導の評価を拡充すること。
16.障害児(者)への歯科医療の充実
障害児(者)の生活に寄り添う歯科医療の提供には、居宅、施設、外来等のシーム
レスな対応が求められ、病院併設歯科や障害児(者)医療施設等と歯科診療所の連携・
管理、更に歯科訪問診療の充実も求められる。
近年増加傾向にある重度障害を有する乳幼児の口腔(衛生・機能)管理の対象年齢
を拡大し、シームレスな管理を推進すること。
また、障害児(者)や医療的ケア児においては、障害の程度や内容によって、一般
に口腔内の衛生状態を困難にする要因を多数持っており、歯科疾患の重症化及び再発
リスクが高いため、口腔内の管理に際して配慮すべき点が多い。こうした点を踏まえ、
障害児(者)の歯科治療や口腔内の管理を行うために、障害者歯科治療を専門に行う
医療機関の評価を検討すること。
17.歯科治療のデジタル化の推進
患者・国民が求める歯科医療は日を追うごとに進歩している。患者のニーズ等に対
応できるよう新規技術、新規医療機器、新規検査を積極的に導入するとともに、その
技術に見合った適切な評価を引き続き検討すること。特に、直近の素材価格の急騰を
踏まえれば、歯科用貴金属材料を用いないデジタル技術の適用拡大は喫緊の課題であ
り、一層推進する必要がある。デジタル機器を用いた歯科補綴物の製作等をはじめ、
デジタル技術の保険収載や ICT を活用した新技術や連携、新たな検査の導入は喫緊
の課題として検討すること。
18.歯科固有の技術に対するあるべき評価
歯科医療の基本的技術料の中には未だ低評価に据え置かれている項目が多くある。
日本歯科医師会が実施した各国の診療行為別歯科医療費との比較においても、日本の
歯科治療費は低く評価され厳しい状況にあることが確認されている。良質な歯科医療
提供を継続できるよう、我が国の経済情勢や、歯科診療行為の実態に応じた適正な評
価を行う必要がある。
19.歯科用貴金属の代替材料の開発・保険収載
金の価格が最高値を更新し、金パラ価格も最高値を更新し続けている。市場価格の
影響を受けやすい歯科用貴金属に代わる材料の開発、保険収載及び適用拡大を推進す
ること。
➢不合理な留意事項通知等の見直し
20.留意事項通知、記載要領、施設基準等の整理
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