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【参考資料】情報通信機器を用いた精神療法に係る指針_改訂版 (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66485.html
出典情報 精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会(第12回 12/1)《厚生労働省》
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可能な課題がある場合はその解決に努める等、患者の求めに丁寧に応じることが望ま
しい。
(具体的に遵守すべき事項)
(1) 導入に当たっては、必要に応じ、オンライン診療の方法や必要な機器の使い
方を事前に説明する、対面診療に近い場(同じ医療機関内の別室等)で試行
する等、患者の特性を踏まえて、患者が安心してオンライン診療が行えるよ
うに配慮すること。
(2) オンライン診療指針を遵守していること、及び(1)を前提としつつ、急な相
談や受診を患者が必要とする場合、病状に関連して対人緊張が強い場合や外
出が難しい場合等、オンライン診療の利点が大きくなる場合があることも踏
まえ、医師は、オンライン診療の利点及び生ずるおそれのある不利益等につ
いて、慎重に検討した上で、診療の方法を選択することが望ましい。また、
患者に対して、オンライン診療の利点やこれにより生ずるおそれのある不利
益等について、事前に説明を行わなければならない。
(3) 医師としては、オンライン診療よりも対面診療が望ましいと考える患者が、
オンライン診療による受診を希望している場合、医師は、対面診療が望まし
いと考える理由を患者に説明するとともに、オンライン診療の実施に当たっ
ての解決可能な課題がある場合はその解決に努める等、患者の求めに丁寧に
応じることが望ましい。
4 薬剤の処方に当たっての留意点
(考え方)
オンライン診療指針の「Ⅴ 指針の具体的適用―1.オンライン診療の提供に関す
る事項―(5)薬剤処方・管理」(18 ページ)では、薬剤の処方に対する考え方や、最
低限遵守する事項及び推奨される事項として次のとおり述べられており、Ⅰの2にお
いて述べたとおり、精神科領域においてもオンライン診療指針を遵守することは前提
である。

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