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【資料1】医療保険制度における出産に対する支援の強化について (24 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65085.html
出典情報 社会保障審議会 医療保険部会(第201回 10/23)《厚生労働省》
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検討会における妊産婦等の声②
ヒアリングやアンケート調査を通じ、妊産婦等からは妊娠期、産前・産後に関する支援等について以下のような意見があった。

「産後の不安の相談先として、母子健康手帳交付から空白にならないように伴走してくれる方がいると非常に心強い」
「自治体の両親学級は平日の午前中しか開催がなく、限られた土日の枠も予約の争奪戦。通っている産院でも両親学級の開催
がほとんどないので困っている」
「産後不安なときに誰か相談できる特定の方と産前に知り合えていたら、もうちょっと安心だったのにという細切れ感があっ
た」
「初回の妊娠確定診断での1万円に始まり、妊娠が分かってから1~2か月で数万円がお財布から飛んでいった。最初の段階から
大きな負担があったことで今後の出産や子育てに対する強い経済的不安を感じた」
「想定していたより実際の支払額が多かった」

「オプションの検査についても不要と言えるだけの知識がなく、医療機関に言われれば受けてしまう」
「産後ケアのニーズは非常に高く、施設の産後ケアの実施状況を知りたいという声がかなり集まっている」
「自治体の分かりにくいウェブサイトを用いて、自分の条件に合う利用可能な施設を、産後のもうろうとした意識の中で探さない
といけない」

「オンラインで申請し、数日後に利用通知書が届き、それを持っていかないと産後ケアが使えないということで、今この場ですご
く不安でも、実際に使えるのは数日後だった」

令和7年5月14日 「妊娠・出産・産後における妊産婦等の支援策等に関する検討会 議論の整理」 より 該当箇所抜粋

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