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参考資料5 障害者の地域生活支援も踏まえた障害者支援施設の在り方に関するこれまでの議論のまとめ (8 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63886.html |
出典情報 | 社会保障審議会 障害者部会(第149回 9/25)《厚生労働省》 |
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性の基準を定めた上で、入所できてない数としている」と回答した自治体が7.0%、
「その他」と回答した自治体が18.6%であった。
このように、自治体によって、待機者数の把握の有無や考え方等について、ばらつ
きがあることがわかった。
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③ 障害者支援施設に対するヒアリング調査について
○ 障害者支援施設における支援実態や、地域移行、地域生活支援に係る現場の工
夫や課題等を把握するため、障害者支援施設や地域生活支援を実践している事業
所・法人に従事する支援者、施設利用者(当事者)などにヒアリングを行った。
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○ 施設ヒアリングで把握した主な取組について
・ 設備、機能の工夫としては、重度障害者や強度行動障害の方などの個別対応の
ための個室化、ユニット化や、支援の質向上や利用者の重度化・高齢化への対応
のため、ICT機器の導入や専門職の配置等
・ 日々の処遇としては、日中活動は施設外に通所し、メリハリのある活動を実施
していることや、複数の日中活動を用意し、支援者か本人に選択してもらってい
る等
・ 地域移行への支援としては、入所の際に地域生活への移行が目標であることを
本人・家族に説明の上、同意を得るなどお互いの合意のもとで進めている、日中
活動後にグループホームの場所だけを見学する等、小さな経験を繰り返して、地
域移行の動機付けをしていく取組の実施
・ 地域生活への支援としては、短期入所の受入を積極的に行う、自主製品の製作、
販売など地域の学校、自治体等と連携した活動等
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○ 当事者ヒアリングについて
・ 地域移行前(入所中)の当事者からは、「施設だと話ができる人が少ない。以
前は話ができる人もいたが退所してしまったことをきっかけに地域での生活を
希望している。いつまでに地域での生活を始めるか決めてはいないが、自分でお
金を稼いで生活がしたい」等の声があった。
・ 地域移行後(退所後)の当事者からは、「グループホームへ移行したことによ
り、生活が大きく変わった。現在の生活や支援には満足している」等の地域移行
後の現状について声があった。
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以上の状況を踏まえ、今後の障害者支援施設の在り方については、以下の方向性で検
討していくことが必要である。
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性の基準を定めた上で、入所できてない数としている」と回答した自治体が7.0%、
「その他」と回答した自治体が18.6%であった。
このように、自治体によって、待機者数の把握の有無や考え方等について、ばらつ
きがあることがわかった。
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③ 障害者支援施設に対するヒアリング調査について
○ 障害者支援施設における支援実態や、地域移行、地域生活支援に係る現場の工
夫や課題等を把握するため、障害者支援施設や地域生活支援を実践している事業
所・法人に従事する支援者、施設利用者(当事者)などにヒアリングを行った。
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○ 施設ヒアリングで把握した主な取組について
・ 設備、機能の工夫としては、重度障害者や強度行動障害の方などの個別対応の
ための個室化、ユニット化や、支援の質向上や利用者の重度化・高齢化への対応
のため、ICT機器の導入や専門職の配置等
・ 日々の処遇としては、日中活動は施設外に通所し、メリハリのある活動を実施
していることや、複数の日中活動を用意し、支援者か本人に選択してもらってい
る等
・ 地域移行への支援としては、入所の際に地域生活への移行が目標であることを
本人・家族に説明の上、同意を得るなどお互いの合意のもとで進めている、日中
活動後にグループホームの場所だけを見学する等、小さな経験を繰り返して、地
域移行の動機付けをしていく取組の実施
・ 地域生活への支援としては、短期入所の受入を積極的に行う、自主製品の製作、
販売など地域の学校、自治体等と連携した活動等
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○ 当事者ヒアリングについて
・ 地域移行前(入所中)の当事者からは、「施設だと話ができる人が少ない。以
前は話ができる人もいたが退所してしまったことをきっかけに地域での生活を
希望している。いつまでに地域での生活を始めるか決めてはいないが、自分でお
金を稼いで生活がしたい」等の声があった。
・ 地域移行後(退所後)の当事者からは、「グループホームへ移行したことによ
り、生活が大きく変わった。現在の生活や支援には満足している」等の地域移行
後の現状について声があった。
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以上の状況を踏まえ、今後の障害者支援施設の在り方については、以下の方向性で検
討していくことが必要である。
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