よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料2-3 ロジックモデルを活用した評価方法について(埴岡参考人提出資料) (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60047.html
出典情報 がん対策推進協議会(第91回 7/28)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

参考:自治体研修などでのFAQ(よくある質問)①
質問

回答

ロジックモデルや指標は地域の独 最終アウトカム、中間アウトカムおよびその指標はどの地域でもほぼ共通になるでしょう。地域の現状と
1 自性が大切なので、独自に自力で 課題によって初期アウトカムや個別施策の設定に特色が出てくると思われます。よって、先行的なロジッ
作った方がいいのでは?

クモデル、指標リスト、データ集などを大いに参考にすべきと考えられます。

決定済の計画をどこまで変えてい 増補改訂計画が既存計画を含むようにして進捗管理すれば、既存計画を堅持しつつ、参考として広めの管
2 いのでしょう?

理をしていると考えられます。協議会(部会)でそれを示しつつ、中間評価や次期計画でオーソライズし
ていくことが考えられます。

重点施策や重点指標を決めたいが 観点を決めてから選定します。ニーズ評価でアンメットニーズが高い個所に関するもの。セオリー評価で
どのように選べばいいか。

中間アウトカムとのつながりが強いもの。効果が期待されるもののプロセス評価において解決可能な問題
が見つかっているもの。インパクト評価で効果が出ており、さらに効果が期待されるもの。期待効果の大

3

きさと対象のカバー範囲の2軸でスクリーニングする手法などもあります。このように重点とする根拠を示
しておきましょう。重点施策のアウトカムに対応する指標は重点指標になりえます。
指標の設定の数はどれぐらいが適 まず、用語の整理をし、モニタリング指標、コア指標、数値目標設定指標などを区別しておくことが必要
4

切?

です。厚労省提供や沖縄県がん診療連携協議会が提供するデータセットから数値が入手できるモニタリン
グ指標は多数あってもよいのです。そこからコア指標、数値目標設定指標を選択していけばよいでしょ
う。

目標の設定はどうすればいいか。 これまでの傾向や全国値と比較しないと、数値は「向上」しても成績は下がることも多くあります。数値
5

現状は「増加」などとしている項 が全国値より悪いときは「全国値なみ」、良いときは「全国ベストレベル」といった設定もありえます。
目がほとんどなのだが。

また、改善率を「加速」とすることも一案です。本来は、地域と全国の数値の推移を勘案してから目標を
設定すべきです。

17