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資料2-3 ロジックモデルを活用した評価方法について(埴岡参考人提出資料) (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60047.html
出典情報 がん対策推進協議会(第91回 7/28)《厚生労働省》
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評価の作業イメージ
区分

設問の例

情報記載例

患者・住民等の声で満たされていないことは?

不便さへの声がまだ多い

満たされていない地域(地域差)は?

地域差が大きい

守るべき規範で満たされていないことは?

検診率目標は未達

分野・中間アウトカムは適切か?

適切と考えられる

分野・中間アウトカムの指標は適切か?

指標をよりよい指標に変更した

アウトカムと施策のつながりが強いか?

一定の国内エビデンスあり

資源は用意されたか?

市町村によって異なる

プロセス評価

施策は実施されたか、進捗はどうか?

自治体の実施率は●%

(実行評価)

アウトプットは生まれているか?

対象者のうち実施率は●%

施策関係者はどう感じているか?

実施方法の工夫も重要との意見がある

アウトカムは向上したか?

わずかに向上している

アウトプット指標値とアウトカム指標値の関係

アウトプット指標は向上、アウトカム指標は微増。

は?

アウトプットがアウトカムの効果を生んでいるかど

ニーズ評価
(必要性評価)
セオリー評価
(整合性評価)

インパクト評価
(効果評価)

コスト

うかは、まだ不明確な段階
外部要因の影響は?

マスコミ報道が影響した可能性が指摘されている

費用に対して効果は十分に大きいか?

現時点では、国の費用は●円、都道府県市町村の費

パフォーマンス

用は概算●円であり、インパクトは不明確であるた

評価
(費用対効果

め、費用対効果の正当化は難しい
関係者はかけた労力をどう感じているか?

評価)

働きかける対象の選定を工夫しないと労力の割に効
果が高まらないのではないか等との声がある

総合して、この施策は意義が認められるか?今

ニーズ評価において、引き続き対策の必要性は高い

後、どうすべきか

と考えられる。セオリー評価において、この施策は
整合性が認められる。プロセス評価において、市町
村の取り組み、都道府県の市町村支援、市町村が実
施している内容の違いが存在するため好事例に収れ

総合評価

評価段階に対応
した設問に関す
る情報を収集

んさせる改善の必要性が示唆される。インパクト評
価において、まだ効果は不明確な段階である。その
ためコストパフォーマンス評価は現時点では正当化
が困難である。総合して、ニーズ評価、セオリー評

こうした事実特
定を踏まえて、
価値判断を行い、
評価を行い、
エッセンスを報
告書に記述する

価は高いため、プロセス評価が高くなるように実施
上の問題点を解決し、より明確なインパクトが出る
ように後期も施策を推進していくべきと考えられる

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