総-3入院について(その1) (120 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59793.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第613回 7/23)《厚生労働省》 |
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「新たな地域医療構想のとりまとめ」において、慢性期医療の提供体制については、地域の資源の状況に応じて、療養
病床だけでなく、在宅医療や介護施設・高齢者向け住まい等とあわせて構築していくことが重要とされている。
令和6年度改定において、医療区分・ADL区分によって療養病棟入院料が細分化された。療養病棟入院料1においては
医療区分2・3の患者が8割以上という要件を満たさない医療機関がみられている。一方、療養病棟入院料2においては
ほとんどの医療機関が医療区分2・3の患者が5割以上の要件を満たしていた。全体として、療養病棟入院基本料の届
出医療機関数・病床数はわずかに減少していた。
令和6年度診療報酬改定において中心静脈栄養の医療区分が実施理由と継続期間により細分化された他、ガイドライ
ン等に基づいて栄養管理に係る説明を実施し、経腸栄養を開始した場合に算定できる経腸栄養管理加算が新設された
が、中心静脈栄養の実施率はあまり変化していない。
障害者施設等入院基本料、特殊疾患病棟入院料1・入院医療管理料を届け出る医療機関数・病床数は、令和4年以降、
概ね横ばいから微減であった。特殊疾患病棟入院料2の医療機関数・病床数はわずかに増加していた。
【論点】
○ 療養病棟における医療区分の見直しの影響や、療養病棟を含む慢性期の病棟で提供すべき医療について、どのように
考えるか。
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