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資料4 2040年を見据えたがん医療提供体制の均てん化・集約化に関する議論の整理(案) (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59047.html
出典情報 がん診療提供体制のあり方に関する検討会(第18回 6/23)《厚生労働省》
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薬物療法の需要は、2040 年に向けて、都道府県単位では、46 都道府県で増加する
一方で、秋田県で減少することが見込まれる。二次医療圏単位では、全ての大都市
部、地方都市部の 88%で需要が増加する一方で、過疎地域の 70%で需要が減少す
ることが見込まれる。
上述のように、将来のがん患者に対する三大療法の需要は、都道府県単位・二次医
療圏単位で異なる。都道府県は、都道府県単位・二次医療圏単位の将来のがん患者
に対する三大療法を中心としたがん医療の需要について、予測・把握することが必
要である。
2) がん医療の供給について
① 三大療法別の供給見込み
三大療法を主に担う医師数は、下表の通りとなることが見込まれている。
手術療法
2025 年

2040 年
見込み

放射線療法
2025 年

(2025 年比)

受療者数
(万人)
(再掲)

医師数
(万人)
※1

必要
医師数
※2
(万人)

医師数
過不足

2040 年
見込み

2025 年

(2025 年比)

46.5

44.0
(95%)

10.5

13.0
(124%)




(●%)




(●%)

※3

※4



-検討会にて、学会よりご発表いただいた
※3

数値を検討会後記載予定

-

薬物療法



-

※4



2040 年
見込み
(2025 年比)

30.3

34.7
(115%)

-

-

※5

※5

-

-

※5

※5

-

-

※5
※5
※2
(万人)
※1:2015 年から 2024 年の専門医数の変化率が 2040 年まで継続すると仮定した場合の見込みの専門医数を
記載。
※2:検討会にて、学会よりご発表いただいた定義を検討会後記載予定
※3:手術療法:日本消化器外科学会5に所属する医師数6
※4:放射線療法:放射線治療専門医数
※5:薬物療法は、薬物療法専門医のほか、がん診療を担う薬物療法専門医ではない医師が中心となって提供
されている。薬物療法専門医ではない医師が現状どの程度薬物療法を担っているのか、現状、評価が困難で
あるため空欄とした。

5

がん患者に対する手術療法は多くの診療科で提供されているが、2022 年の医師・歯科医師・薬剤師統計において、消
化器外科医は外科医の約7割を占めていることに加え、近年特に減少が著しいため、本項目は日本消化器外科学会を対
象とした。
6
2020 年に日本消化器外科学会専門医の取得条件が変更になり、2015 年から 2024 年の日本消化器外科学会の専門医数
を一定の基準で継続的に計上できないため、日本消化器外科学会に所属する医師数を記載。

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