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参考資料3 がんゲノム医療中核拠点病院等の整備について(令和4年8月1日付け健発0801第18号厚生労働省健康局長通知) (8 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58839.html |
出典情報 | がんゲノム医療中核拠点病院等の指定要件に関するワーキンググループ(第6回 6/16)《厚生労働省》 |
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(1)
「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」(令和3年3月
23 日文部科学省・厚生労働省・経済産業省告示第1号)が適用される研究に
おいて、がん組織及び非がん組織等のペア検体を凍結保存する場合を含め、
患者の同意の下で、臓器横断的に検体を適切に保管・管理する体制が整備さ
れていること。
(2)組織検体の取扱いについて、「ゲノム研究用病理組織検体取扱い規程」
(平成 28 年3月 31 日日本病理学会策定)に基づき明文化されており、組織
検体が適切に処理・保管・管理される体制が整備されていること。
(3)手術検体等生体試料の新鮮凍結保存が可能な体制が整備されていること。
3 診療及び研究等の実績
(1)がん遺伝子パネル検査について、以下の実績を有すること。
連携するがんゲノム医療連携病院の症例も含めた、1年間のがん遺伝子パ
ネル検査の実施について、特に優れた実績を有すること。
(2)遺伝カウンセリング等について、以下の実績を有すること。
① 遺伝性腫瘍に係る遺伝カウンセリング(血縁者に対するカウンセリング
を含む。)を、1年間に少なくとも 50 例程度に対して実施していること。
② エキスパートパネルにおいて生殖細胞系列の病的バリアントが同定また
は推定された際の遺伝性腫瘍カウンセリングへの到達率について優れた実
績を有すること。
(3)治験等の実施について、以下の実績を有すること。
① 自施設または連携するがんゲノム医療連携病院等でがん遺伝子パネル検
査を実施した患者のうち、エキスパートパネルで推奨された治療法あるい
は治験等に到達した数について、特に優れた実績を有すること。
また、他院へ紹介した症例も含めて、治療への到達状況や転帰について
把握していること。
② 新規の治験等を、申請時点よりさかのぼって、過去3年の間に、主導的に
複数件実施した実績があること。
4 連携体制・人材育成
がんゲノム医療拠点病院及びがんゲノム医療連携病院等との連携・人材育成
について、以下の要件を満たすこと。
(1)がんゲノム医療拠点病院と連携し、地域におけるがんゲノム医療提供体制
を充実させるための各種調整、人材育成などに取り組むこと。また、連携す
るがんゲノム医療連携病院及び地域を代表して連絡会議に参加すること。
(2)エキスパートパネルでは、がんゲノム医療連携病院から依頼されたがん遺
伝子パネル検査の結果についても検討することとし、検討した内容等につい
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「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」(令和3年3月
23 日文部科学省・厚生労働省・経済産業省告示第1号)が適用される研究に
おいて、がん組織及び非がん組織等のペア検体を凍結保存する場合を含め、
患者の同意の下で、臓器横断的に検体を適切に保管・管理する体制が整備さ
れていること。
(2)組織検体の取扱いについて、「ゲノム研究用病理組織検体取扱い規程」
(平成 28 年3月 31 日日本病理学会策定)に基づき明文化されており、組織
検体が適切に処理・保管・管理される体制が整備されていること。
(3)手術検体等生体試料の新鮮凍結保存が可能な体制が整備されていること。
3 診療及び研究等の実績
(1)がん遺伝子パネル検査について、以下の実績を有すること。
連携するがんゲノム医療連携病院の症例も含めた、1年間のがん遺伝子パ
ネル検査の実施について、特に優れた実績を有すること。
(2)遺伝カウンセリング等について、以下の実績を有すること。
① 遺伝性腫瘍に係る遺伝カウンセリング(血縁者に対するカウンセリング
を含む。)を、1年間に少なくとも 50 例程度に対して実施していること。
② エキスパートパネルにおいて生殖細胞系列の病的バリアントが同定また
は推定された際の遺伝性腫瘍カウンセリングへの到達率について優れた実
績を有すること。
(3)治験等の実施について、以下の実績を有すること。
① 自施設または連携するがんゲノム医療連携病院等でがん遺伝子パネル検
査を実施した患者のうち、エキスパートパネルで推奨された治療法あるい
は治験等に到達した数について、特に優れた実績を有すること。
また、他院へ紹介した症例も含めて、治療への到達状況や転帰について
把握していること。
② 新規の治験等を、申請時点よりさかのぼって、過去3年の間に、主導的に
複数件実施した実績があること。
4 連携体制・人材育成
がんゲノム医療拠点病院及びがんゲノム医療連携病院等との連携・人材育成
について、以下の要件を満たすこと。
(1)がんゲノム医療拠点病院と連携し、地域におけるがんゲノム医療提供体制
を充実させるための各種調整、人材育成などに取り組むこと。また、連携す
るがんゲノム医療連携病院及び地域を代表して連絡会議に参加すること。
(2)エキスパートパネルでは、がんゲノム医療連携病院から依頼されたがん遺
伝子パネル検査の結果についても検討することとし、検討した内容等につい
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