よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


都道府県プラットフォーム構築の手引き (8 ページ)

公開元URL
出典情報 「多様な主体による総合事業(サービス・活動A等)実施の手引き」及び「都道府県プラットフォーム構築の手引き」について(周知)(6/3付 事務連絡)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

第2章 都道府県プラットフォームの構築ステップ
都道府県プラットフォーム活用の事前準備

ステップ1

市町村の取り組み状況や困りごとの把握、市町村における生活支援体制の構築・活動開始支援を目指す場合は、こちらのステッ
プ1から始めることを推奨します。
市町村が、都道府県の提供する情報や支援を活かして生活支援体制の整備につなげるためには、市町村における関係者の役割
や地域課題等が整理されている(市町村における生活支援体制が構築されている)ことが必要です。
ステップ1は、市町村における生活支援体制の基盤が整えられ、都道府県PF活用の準備ができている状態への押し上げを支援
する段階です。
そのために、具体的には、以下の2つの手順を実施しましょう。

ステップ1-1

市町村における生活支援体制が構築されているか、機能(活動)しているか、状況を把握する。

ステップ1-2

市町村における生活支援体制の構築・機能が思わしくない場合、市町村行政やSCの役割を活性化するような支援を
提供する。

市町村の生活支援体制において、住民の困りごとや希望・目標が言語化されている状態になったら、ステップ2に進んでください。
ステップ1の内容と達成イメージ

図5

現状

市町村における生活支援体制が
構築されていない、又は機能していない

・都道府県

市町村における生活支援体制の
活動状況を把握し、活動がなければ支援したい。

・市町村

生活支援体制を構築するために、
リソース・情報が必要。

・多様な主体 市町村における生活支援体制と
つながるために、自分達の存在を知ってほしい。

ステップ1の実施
ステップ1-1

市町村における生活支援体制の構築・機能の状況把握

ステップ1-2

市町村における生活支援体制を推進させるための支援

チェックリスト等※1を用いて、市町村ごとの状況を把握

市町村行政・地域包括支援センター・SCの役割を活性化するため、事例集や研修を提供※2

ステップ1実施後
福祉系部署

生活支援体制を活性化することで
地域住民が課題を認識し、
その解決のために何がしたいのか、
何ができるのかを認識できる状態を目指す。

産業振興・
地域活性化・
交通等の部署
住民(多世代)

福祉関係機関・職種
・地域包括支援センター
・協議体
・第1層SC
・第2層SC

住民の声に応じた
取り組み推進

※1 チェックリストは次年度以降準備予定
※2 詳細はP10以降を参照

7