第1章 都道府県プラットフォーム構築の意義と全体像

3 都道府県プラットフォームと全国版プラットフォーム等との関係性
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全国版プラットフォームは、さまざまな分野の全国規模の関係団体等が、地域づくりのプレイヤーとして集まり、交流を深めま
す。これにより、高齢者の生活支援の取り組みを共創する基盤です。例えば、専用ホームページやシンポジウムで情報を収集・
発信し、会員や加盟団体が地域レベルで連携する取り組みを支援します。

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全国版プラットフォーム、都道府県PF、市町村の地域包括ケアシステムを深化・推進する団体は、相互に情報交換や交流をす
る関係性にあります。都道府県PFは、全国版プラットフォームで情報提供・交流等の活動をしつつ、他県や全国規模の多様な
主体・事例の情報を収集できます。一方、市町村に対しては、地域包括ケアシステムを深化・推進する団体に情報や支援を提
供しつつ情報を収集する、交流・活動の場となります。

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このような関係性のなかで、都道府県PFは、市町村における生活支援体制と多様な主体をつなぎ、地域課題の解決のための
基盤となることを目指しています。例えば、生活支援体制の取り組みを進めている市町村に対して、多様な主体との連携を促
し、新たな生活支援等のサービスを創出します。さらにその事例を他の市町村にも展開し、取り組みを活性化させます。

図3

各プラットフォーム・団体の関係性

高齢者の生活に関わる多様な分野の団体／行政機関（プレイヤー）

農林水産業

住民活動

医療・介護
・福祉
全国規模の団体

地域交通

郵便・ICT

生活衛生

物流・販売

飲食

健康・
スポーツ

取り組み事例、イベント情報

都道府県庁

全国版プラットフォーム
専用ホームページ

環境・
まちづくり

学習・
社会教育

銀行

都道府県規模の団体

施策の情報、予算の情報

府省庁

生活インフラ

取り組み事例、イベント情報
施策の情報、予算の情報

都道府県プラットフォーム

周知・
情報提供
参加・交流

情報発信

交流の場

定期的な
シンポジウム開催

市町村・地域レベルの団体
周知・情報提供

参加・交流

周知・情報収集・支援

周知・情報収集

参加・交流

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