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資料2-1 国立国際医療センター提出資料 (33 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58540.html
出典情報 特定機能病院及び地域医療支援病院のあり方に関する検討会(第25回 6/10)《厚生労働省》
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2.研究(新感染症への対応)
ニパウイルスへの対応
■ 1993年にマレーシアで発見された新種のウイルス。発症した際の症状としては、発熱
や筋肉痛といったインフルエンザ様症状だが、一部に急性呼吸器感染症、脳炎、心筋炎
を発症することがある。日本での症例はまだ発見されていないが、2023年にはバングラ
ディシュ、インドでアウトブレイクの報告があり、致死率は約40~75%と非常に高い。


厚生労働省委託事業「国際感染症危機管理対応人材育成・派遣事業」において、日本
での感染症危機管理に活かすため、感染研の疫学者、基礎研究者とともに、NCGMから
3人の医師を、インドに派遣。現地での医療機関やWHOと世界的懸念や、治療方法等に
ついて意見交換を実施。



現地での意見交換や視察、科学的知見等をもとに、「ヘニパウイルス
感染症診療指針」を作成した。

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