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資料2-1 国立国際医療センター提出資料 (21 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58540.html
出典情報 特定機能病院及び地域医療支援病院のあり方に関する検討会(第25回 6/10)《厚生労働省》
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1.高度医療の提供(専門的な医療の提供)
大腸癌腹膜播種の集学的治療


大腸癌腹膜播種は診断が難しく化学療法が無効で、
予後不良とされている。

■ 治療ガイドラインにおいて可能な症例は完全切除
を推奨されている。

(Alyami, et al. Lancet oncology 2019より引用



当センターでは診査腹腔鏡による適切な患者選択と、安全かつ確実な腹膜
切除による完全切除を行っている、わが国でも極めて限られた施設である。



また、欧米で普及しつつある、腹膜播種に対する緩和的腹腔内化学療法
である加圧腹腔内エアロゾル化学療法(PIPAC)は、腹腔鏡下に抗がん剤を
加圧エアロゾルとして噴霧する新規局所療法であり、わが国で初めて導入を
予定している。
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