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第6回 健康・医療新産業協議会 資料5 厚生労働省説明資料 (11 ページ)

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出典情報 健康・医療新産業協議会(第6回 5/30)《経済産業省》
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健康にやさしいまちづくりのための環境整備


【現状・課題】「経済財政運営と改革の基本方針(骨太)2019」において、疾病・介護予防に資する取組に対してエビデンスに基づく評価を反映し
ていくことが重要であるとの方針が示されたことを踏まえ、令和2年度より厚生労働省及び経済産業省にて計13事業から成るエビデンス構築のため
の「予防・健康づくりに関する大規模実証事業」を実施してきた。このうち厚生労働省健康・生活衛生局においては、運動、栄養、女性の健康、が
ん検診、健康まちづくりの計5事業を実施した。



【今後の取組】これまでの成果等を踏まえ更なる検証が必要と考えられた食行動、女性の健康、環境整備の3事業を進め、予防・健康づくりを推
進するために必要な健康増進効果等のエビデンスを確認し、我が国の公衆衛生政策への活用・反映の方策を検討する。

予防・健康づくりに関するエビデンス構築事業(食行動、女性の健康、環境整備)
(A)食行動の変容に向けた尿検査及び食環境整備に係る実証事業

食塩含有量が多い外食や加工食品等の利用頻度が高い就労世代を対
象に、食事調査及び尿中塩分測定(ナトリウム/カリウムの比率等)
から食塩摂取量の見える化を行い、若年層から食行動の変容を促す
ことで食塩摂取量を減らし、継続的に減塩を続けられる介入プログ
ラムを開発(ツール開発及び食環境整備を含む)し、そのプログラ
ムの検証を行う

(B)女性特有の健康課題に関するスクリーニング及び
介入方法検証のための実証事業
女性特有の健康課題として「月経困難症」を対象に、
特定健診や事業主健診等におけるスクリーニングや介
入の効果検証を行うとともに、全国に導入する際の実
現可能性についても検証する

(C)健康にやさしい環境整備に係る実証事業

「健康日本21(第三次)」に掲げられる「社会環境の質の向上」に資するよう、健康まちづくりの取組の効果検証及び身体活動
を支援する環境整備に関する検証を通じ、介入手法の提案、介入効果の検証と全国展開に向けた検討を行う
予防・健康づくりに関するエビデンス構築事業
(食行動、女性の健康、環境整備)

令和2~4年度

令和5年度

令和6~7年度

令和8年度~

エビデンス構築のための「予防・健康づ
くりに関する大規模実証事業」の実施

実証計画の作成・
介入の準備 等

介入の実施、成果指標の分析・
評価、医療経済効果の算出 等

「健康日本21(第三次)」や健診
制度等、我が国の公衆衛生政策
に反映

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