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資料16 省力化投資促進プラン(案)小売業 (15 ページ)
出典
公開元URL | https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai34/gijisidai.html |
出典情報 | 新しい資本主義実現会議(第34回 5/14)《内閣官房》 |
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(参考)現場における課題の要因と解決の方向性
○ 加えて、整理した各特定課題について、デジタル等を用いた解決の方向性と解決による定量的・定性的なインパクト
について、以下のように整理。
○ 以下解決の方向性については、必ずしも各業務単位での技術導入が最適な対応策となるわけではなく、導入後の
投資利益率を適切に見極めた上で、自社の状況に合わせていくつかの業務課題を複合的に解決する等の視点を持
つことが必要となることに留意が必要。
特定課題
解決の方向性
解決によるインパクト
品出し業務
• カメラやロボティクスの活用
• 需要予測の高度化
• POSデータとの連携
• 店舗の規模によって年間330万円~数千万円程度の人件費の発生が見
込まれる中、カメラやAI等のデジタル技術の導入による自動化・省力化を
実現することで大幅な人件費削減が期待できる
受発注業務
• 各データを紐づけるデータプラットフォームの構築
• 需要予測の高度化
• デジタルリテラシーの向上
• 1日のうち1~2時間以上の時間を受発注業務にかけている事業者がいる
ことがわかっている中、AI等の需要予測による自動受発注まで実装すること
ができれば、その数値は限りなくゼロに近づけることも可能となる
検品業務
• ロボティクスやIoTの活用
• AIの活用
• WMS等の導入
• 大型の物流センターにおいては、年間1億円程度が検品関連業務にかかる
人件費となっていることが推定される中、ロボティクスやAI等の技術導入によ
り大幅な人件費削減が期待できる
棚卸し業務
• RFIDの導入
• ロボティクスの活用
• WMSや在庫管理システムの導入
• 店舗で取り扱う商品数(SKU)によって1回の棚卸し業務につき14人時
~145人時の人手を要することが推定される中、日常的な商品数管理の
徹底やデジタル技術の導入により大幅な工数削減・棚卸し業務自体の縮
小化が期待できる
紙帳票の多さ
• データの標準化
• デジタルリテラシーの向上
• システム標準に合わせた業務改革
• 各種情報の処理速度向上、活用の可能性の幅が広がることで、紙帳票処
理に伴う手作業の削減による業務負担の軽減が見込まれ、他業務への注
力等が可能となる
• また、情報の紛失・破損・漏洩に関するリスク事象の軽減も期待できる
業務の可視化
• シフトや日報作成のアプリケーションの導入(AIの活用)
• カメラの活用
• 従来、作業者個々人に関する定量的な作業量の把握が出来ていなかった
点について、AI等のデジタル技術の活用によって作業状況等を可視化する
ことで、管理者目線・作業者目線の両面から業務負担の軽減・無駄の削
減が期待できる
(出所)令和5年度流通・物流の効率化・付加価値創出に係る基盤構築事業(流通テックの拡大に向けた課題調査・コンテスト実施)
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○ 加えて、整理した各特定課題について、デジタル等を用いた解決の方向性と解決による定量的・定性的なインパクト
について、以下のように整理。
○ 以下解決の方向性については、必ずしも各業務単位での技術導入が最適な対応策となるわけではなく、導入後の
投資利益率を適切に見極めた上で、自社の状況に合わせていくつかの業務課題を複合的に解決する等の視点を持
つことが必要となることに留意が必要。
特定課題
解決の方向性
解決によるインパクト
品出し業務
• カメラやロボティクスの活用
• 需要予測の高度化
• POSデータとの連携
• 店舗の規模によって年間330万円~数千万円程度の人件費の発生が見
込まれる中、カメラやAI等のデジタル技術の導入による自動化・省力化を
実現することで大幅な人件費削減が期待できる
受発注業務
• 各データを紐づけるデータプラットフォームの構築
• 需要予測の高度化
• デジタルリテラシーの向上
• 1日のうち1~2時間以上の時間を受発注業務にかけている事業者がいる
ことがわかっている中、AI等の需要予測による自動受発注まで実装すること
ができれば、その数値は限りなくゼロに近づけることも可能となる
検品業務
• ロボティクスやIoTの活用
• AIの活用
• WMS等の導入
• 大型の物流センターにおいては、年間1億円程度が検品関連業務にかかる
人件費となっていることが推定される中、ロボティクスやAI等の技術導入によ
り大幅な人件費削減が期待できる
棚卸し業務
• RFIDの導入
• ロボティクスの活用
• WMSや在庫管理システムの導入
• 店舗で取り扱う商品数(SKU)によって1回の棚卸し業務につき14人時
~145人時の人手を要することが推定される中、日常的な商品数管理の
徹底やデジタル技術の導入により大幅な工数削減・棚卸し業務自体の縮
小化が期待できる
紙帳票の多さ
• データの標準化
• デジタルリテラシーの向上
• システム標準に合わせた業務改革
• 各種情報の処理速度向上、活用の可能性の幅が広がることで、紙帳票処
理に伴う手作業の削減による業務負担の軽減が見込まれ、他業務への注
力等が可能となる
• また、情報の紛失・破損・漏洩に関するリスク事象の軽減も期待できる
業務の可視化
• シフトや日報作成のアプリケーションの導入(AIの活用)
• カメラの活用
• 従来、作業者個々人に関する定量的な作業量の把握が出来ていなかった
点について、AI等のデジタル技術の活用によって作業状況等を可視化する
ことで、管理者目線・作業者目線の両面から業務負担の軽減・無駄の削
減が期待できる
(出所)令和5年度流通・物流の効率化・付加価値創出に係る基盤構築事業(流通テックの拡大に向けた課題調査・コンテスト実施)
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