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資料16 省力化投資促進プラン(案)小売業 (14 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai34/gijisidai.html
出典情報 新しい資本主義実現会議(第34回 5/14)《内閣官房》
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(参考)現場における課題の要因と解決の方向性
○ さらに、ヒアリング等をもとに、課題の整理、解決の方向性を検討すると以下のとおり。
特定課題

課題の要因

解決の方向性

先進事例

品出し業務

• 多様な商品の品出し
• 多量な商品の品出し
• セールや季節性を考慮した品出し

• カメラやロボティクスの活用
• 需要予測の高度化
• POSデータとの連携

• 在庫確認ロボ
• 棚定点観測サービス

受発注業務

• データ様式が取引先により異なり、標準化が難
しい
• 需要予測にノウハウが必要
• システム設定の複雑性がある

• 各データを紐づけるデータプラットフォー
ムの構築
• 需要予測の高度化
• デジタルリテラシーの向上

• 生鮮食品の需要予測と発注の効率化
• 自動受発注サービス

検品業務

• 多量な商品の検品
• 商品の種類が多く、個別対応も多い
• 多くの紙帳票が残っており、データ結合が手作


• ロボティクスやIoTの活用
• AIの活用
• WMS等の導入

• EC業界での検品自動化

棚卸し業務

• 多様な商品の棚卸しが必要
• 発注データを売上データが紐づいていない

• RFIDの導入
• ロボティクスの活用
• WMSや在庫管理システムの導入

• RFIDを活用した棚卸しロボ

紙帳票の多さ

• データ様式が取引先により異なり、標準化が難
しい
• DXに対する意識が低い
• システム化が難しい独自業務

• データの標準化
• デジタルリテラシーの向上
• システム標準に合わせた業務改革

• データ分析基盤の構築

業務の可視化

• 作業分担表作成等の負担が大きい
• 日報等の紙媒体が多くデータが散在している
• 作業をチェックする負担も大きい

• シフトや日報作成のアプリケーションの
導入(AIの活用)
• カメラの活用

• タスク管理の高度化
• AIを活用した作業割当の高度化

(出所)令和5年度流通・物流の効率化・付加価値創出に係る基盤構築事業(流通テックの拡大に向けた課題調査・コンテスト実施)

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