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2040年に向けた訪問看護のビジョン-地域での暮らしを支えるために-(案) (3 ページ)

公開元URL https://www.nurse.or.jp/assets/homonkango_vision_202504.pdf
出典情報 2040年に向けた訪問看護のビジョン-地域での暮らしを支えるために-(案)(4/25)《日本看護協会》
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「2040 年に向けた訪問看護のビジョン」
策定にあたって
2009 年 3 月に、訪問看護に関連する 3 つの団体が設置した訪問看護推進連携会議 *が中心となって
『訪問看護 10 ヵ年戦略』(在宅ケアの最前線!~明日の在宅ケアを考えよう~)を作成し、日本の訪問看護
を推進してきました。その後、2014 年に、2025 年に向けて訪問看護が目指す姿と、訪問看護事業者・事業所・
職員等が取り組むべき事項をまとめた「訪問看護アクションプラン 2025」を策定・公表し、その実現に向けて現場と
ともに歩み、支援してきました。
この公表から 10 年が経過し、全世代の地域での療養を支える訪問看護の充実が一層重要なものとなっていま
す。2040 年に向かって、高齢化と生産年齢人口の減少が一層進み、少子高齢・多死時代のピークを迎えます。
このような人口構造の変化に対応し、全ての地域・全ての世代の人々が質の高い医療や介護を受け、必要に応
じて入院し日常生活に戻ることができるよう、医療・介護の提供体制の構築が求められています。
時代の変化や地域の実情を踏まえ、訪問看護師・訪問看護事業者が目指す姿と具体的に実践すべき取り組
みを示す指針として、このほど「2040 年に向けた訪問看護のビジョン」を策定・公表しました。
本指針は、今後の社会における国民への良質な看護の提供の視点で、訪問看護関係者だけでなく、行政・関
係団体・在宅関係事業者・国民など幅広い立場の方々に参考にしていただければ幸いです。

*訪問看護推進連携会議:国民の安全・安心な在宅療養生活の実現や訪問看護のさらなる推進を目指して、「公
益社団法人日本看護協会」と「公益財団法人日本訪問看護財団(当時、日本訪問看護振興財団)」と「一般社
団法人全国訪問看護事業協会」が設置したもの

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