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2040年に向けた訪問看護のビジョン-地域での暮らしを支えるために-(案) (14 ページ)
出典
公開元URL | https://www.nurse.or.jp/assets/homonkango_vision_202504.pdf |
出典情報 | 2040年に向けた訪問看護のビジョン-地域での暮らしを支えるために-(案)(4/25)《日本看護協会》 |
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Ⅱ 訪問看護の機能拡大
訪問看護を必要とする療養者のニーズが多様化しています。自宅に限らず、必要なケアが受けられるよう訪問
看護の提供の場の拡大を検討しましょう。また、地域において必要な訪問看護の機能を維持するための取り組み
を行いましょう。
1
訪問看護提供の場の拡大
・多様な場への訪問看護の仕組みを作り、全ての人々が必要な看護や医療を適切に受けることができるようにする。
・どこに住んでいても、医療的ケア児や障害児等が安心して育つことができるよう、行政等との連携を強化し、保育所や
学校への看護師等の配置を進め、訪問看護を提供できる体制を整備する。
・多様な場で障害児・者が必要な看護や医療を適切に受けることができるよう、訪問看護の仕組みづくりを行う。
・住み慣れた場所で高齢者等が安心して医療を受け、最期まで暮らし続けることができるよう、本人の意思・本人の
ACP に基づくケアを行う。また、地域の必要性に応じ、介護施設やグループホームへの訪問看護を行う。
・人々が尊厳を保持しつつ、地域で自立した生活を送るためには、利用者自身の姿勢も重要である。地域住民にも目
を向け、介護予防や社会参加、生活支援を行い、健康意識を啓発することで自立に向けて支援する。
・多様なニーズに対応するため、訪問看護事業所間は互いに役割・機能を分担し連携して、助言・支援する。
2
地域のニーズに応じた事業所の包括的なケア提供(療養通所介護・看多機の設置推進)
・訪問看護事業所は、効果的なサービス提供と安定的な経営に向けて、地域のニーズに応じ、他サービスの併設(療
養通所介護、定期巡回・随時対応型訪問介護看護、看護小規模多機能型居宅介護(看多機)等)による多
機能化の取り組みを行う。また、各サービスのメリットや利用方法等について周知・普及を図る。
・地域の訪問看護事業所支援や連携促進を行う拠点となる事業所は、その役割を発揮する。
3
医療・介護 DX 等を通じた訪問看護の業務効率化等
・訪問看護サービス提供の効率化と情報連携を進めるため、情報通信技術(ICT)の活用や DX を推進する。
➢シフトや記録(訪問看護指示書、訪問看護計画書、訪問看護報告書等)等を効率的に作成できるソフト、情
報連携ツール等の活用を推進する。
➢携帯型エコー機器等のデジタル機器による利用者の状態評価や、利用者が看護師等といる場合のオンライン診療
(D to P with N)等の ICT を活用した遠隔での看護活動を推進する。
13
訪問看護を必要とする療養者のニーズが多様化しています。自宅に限らず、必要なケアが受けられるよう訪問
看護の提供の場の拡大を検討しましょう。また、地域において必要な訪問看護の機能を維持するための取り組み
を行いましょう。
1
訪問看護提供の場の拡大
・多様な場への訪問看護の仕組みを作り、全ての人々が必要な看護や医療を適切に受けることができるようにする。
・どこに住んでいても、医療的ケア児や障害児等が安心して育つことができるよう、行政等との連携を強化し、保育所や
学校への看護師等の配置を進め、訪問看護を提供できる体制を整備する。
・多様な場で障害児・者が必要な看護や医療を適切に受けることができるよう、訪問看護の仕組みづくりを行う。
・住み慣れた場所で高齢者等が安心して医療を受け、最期まで暮らし続けることができるよう、本人の意思・本人の
ACP に基づくケアを行う。また、地域の必要性に応じ、介護施設やグループホームへの訪問看護を行う。
・人々が尊厳を保持しつつ、地域で自立した生活を送るためには、利用者自身の姿勢も重要である。地域住民にも目
を向け、介護予防や社会参加、生活支援を行い、健康意識を啓発することで自立に向けて支援する。
・多様なニーズに対応するため、訪問看護事業所間は互いに役割・機能を分担し連携して、助言・支援する。
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地域のニーズに応じた事業所の包括的なケア提供(療養通所介護・看多機の設置推進)
・訪問看護事業所は、効果的なサービス提供と安定的な経営に向けて、地域のニーズに応じ、他サービスの併設(療
養通所介護、定期巡回・随時対応型訪問介護看護、看護小規模多機能型居宅介護(看多機)等)による多
機能化の取り組みを行う。また、各サービスのメリットや利用方法等について周知・普及を図る。
・地域の訪問看護事業所支援や連携促進を行う拠点となる事業所は、その役割を発揮する。
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医療・介護 DX 等を通じた訪問看護の業務効率化等
・訪問看護サービス提供の効率化と情報連携を進めるため、情報通信技術(ICT)の活用や DX を推進する。
➢シフトや記録(訪問看護指示書、訪問看護計画書、訪問看護報告書等)等を効率的に作成できるソフト、情
報連携ツール等の活用を推進する。
➢携帯型エコー機器等のデジタル機器による利用者の状態評価や、利用者が看護師等といる場合のオンライン診療
(D to P with N)等の ICT を活用した遠隔での看護活動を推進する。
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