よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


2040年に向けた訪問看護のビジョン-地域での暮らしを支えるために-(案) (11 ページ)

公開元URL https://www.nurse.or.jp/assets/homonkango_vision_202504.pdf
出典情報 2040年に向けた訪問看護のビジョン-地域での暮らしを支えるために-(案)(4/25)《日本看護協会》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

2040 年に向けた訪問看護のビジョン
2040 年には少子高齢・多死社会がピークとなると推計されていますが、そこには地域差があります。そのため、地域の
実情に応じた訪問看護提供体制を整えることが必要です。また、2040 年に向け、訪問看護が医療・介護ニーズを併
せ持つ人々の尊厳ある療養生活を支えられるように、訪問看護の基盤強化や機能拡大をさらに進め、利用者の皆様
に質の高いケアを実践していく必要があります。2040 年に向けて実践すべきことを以下の4つの大項目にまとめました。
今日から何ができるかを考え、実践していきましょう。

Ⅰ 訪問看護事業所の基盤強化
1 安定的な人材確保と規模拡大
2 継続的な運営の実現
3 関係機関との連携・協働
4 訪問看護総合支援センター等の活用推進

Ⅱ 訪問看護の機能拡大
1 訪問看護提供の場の拡大
2 地域のニーズに応じた事業所の包括的なケア提供(療養通所介護・看多機の設置推進)
3

医療・介護 DX 等を通じた訪問看護の業務効率化等

Ⅲ 訪問看護の質の向上
1 多様なニーズに対応できる訪問看護師の育成
2 在宅領域における専門性の高い看護師の育成と活用
3 生涯学習・研修体制の整備と活用
4 管理者の質向上と育成促進
5 訪問看護の質評価の推進

Ⅳ 地域包括ケアシステムの深化・推進
1 国民への訪問看護の周知
2 多様なニーズに対応する看護体制の強化

10