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参考資料3 外来医療に係る医療提供体制の確保に関するガイドライン (27 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24497.html
出典情報 第8次医療計画等に関する検討会 外来機能報告等に関するワーキンググループ(第7回 3/16)《厚生労働省》
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外来医療計画の実行に関するPDCAサイクル

(1)PDCAサイクル
○ 現行の医療計画においては、PDCAサイクルを機能させることを都道府
県に求めているところであり、平成 24 年(2012 年)3月に医療計画策定指針
において考え方を示すとともに、平成 26 年(2014 年)3月には、厚生労働省
が設置した具体的な進め方に関する「PDCAサイクルを通じた医療計画の
実効性の向上のための研究会」において報告が示されているところである。


したがって、外来医療計画についても地域に必要な外来医療提供体制の構
築に必要な施策の進捗評価を定期的に実施し、必要に応じて施策の見直しを
図るなど、PDCAサイクルを効果的に機能させることが必要である。



2019 年度中に第七次医療計画の一部として外来医療計画を策定 2020 年度
からの4年が最初の計画期間となる。2025 年度以降については、外来医療に
係る医療提供体制については、比較的短期間に変化しうることから、3年ごと
に中間見直しを行うこととする。

(2)指標等を用いた評価
○ 課題ごとの目標や指標を設定することで、計画期間内に定期的に達成可能
な状況で進捗しているかを確認する。進捗状況が芳しくない場合には、その原
因について考察を行う。目標・指標の設定が適切でない場合には、必要に応じ
てその修正を検討する。
(3)評価に基づく都道府県医療計画等への反映
○ 課題ごとの進捗状況を踏まえ、計画期間の中で、どのように目標を達成して
いくかを確認する。必要に応じて、外来医療計画の追記や削除、修正を行い、
より実効性のある外来医療計画への発展を目指すことが望ましい。
(4)住民への公表
○ 医療を受ける当事者である患者・住民が、地域の外来医療に係る医療提供体
制を理解し、適切な受療行動をとるためには、外来医療計画の評価や見直しに
係る客観性及び透明性を高める必要があることから、都道府県はこれらの情
報をホームページ等で患者・住民に分かりやすく公表することとする。公表に
当たっては、ホームページの情報を閲覧するよう患者・住民に働きかけを多方
面から行うとともに、インターネットにアクセスできない患者・住民向けに紙
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